保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

黒い車

2009年08月01日 | クルマ販売と板金修理の実録

立て続けに2台
黒のボディカラーの外装仕上げは久しぶりでもあって
正直、難儀です

昭和50年代前半の新車の営業マン時代には
黒の色設定自体もクラウンやセドリックといった
ごく限られた車種にしかなく
お役所の運転手付き公用車とか
タクシーではなくハイヤーとか
頬に傷のあるその筋の方とか、だけで
“一般の方”がこの色を選ぶことはまずありませんでした。

公用車やハイヤーと言えば
シートの上半分に被ったレースのハーフカバー、
そして白い手袋を付けた運転手さんが
待機中には必ず
何と言うのか忘れましたが鳥の羽の「毛バタキ」で
埃をはらっている姿が定番でした。

三菱の営業マンだった私が最初に目にした一般向けの黒い車は
セダンのΣ(シグマ)には設定がなかったはずで
クーペタイプのΛ(ラムダ)だったと記憶していますが
かれこれ30年も昔のことですのであてにはなりません。

「クラス初のターボ車」を謳ったミラージュⅡの2ドアにも
同時期、黒が登場したような気もしますが
これは確か昭和57年だったと思います。

今ではすっかり人気色として定着していますが
外国への輸出の場合は
「汚れが目立つから」と言う理由で、白と同じく人気はないそうです。

板金塗装をやっていた頃も黒系の仕事には気を使ったのは
仕上がりの出来不出来がはっきりと判ってしまうからでした。

綺麗にすれば確かにカッコよいのですが“元”板金屋は
磨きだしたらちょっとした曇りも気になりますし
ほんの僅かな引っかきキズも目立つので何とかしたいし
国道沿いの当店などは
1時間もすればもうウッスラと埃をかぶりますので
どこかの時点で「もういいや!」と、止めるようにしています。

これでご満足の行かないお客様は
どうかご自分でトコトン磨きこんで頂きますようお願いします



 











 



 

 

コメント
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