保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

水深90cmでパワーウィンドウもドアも開かない。

2010年07月07日 | クルマ販売と板金修理の実録

都内でも豪雨で水が溢れたと、昨夜のTVニュースでは
水深30cm程度の冠水路を走る何台ものクルマの映像が流れていました。

どれも30㌔/h以上で走っているように見え
焦る気持ちのなせる技でしょうが、もっとスピードを落として
10㌔/h程度の方が、エンストの危険が低いことは
先日ここにアップしたJAFの試験結果が語っていました。

エンジンがかかったまま、不幸にして水没車両に閉じ込められた時に
窓やドアが開くかどうかの記事も
同時にありましたので追加でご紹介します。

パワーウィンドウの作動状況

 水深(cm) 運転席  その他の席    変化                          
 60      ○       ○       -              
           70      ○       △      ライト点灯(誤作動)          
          90      ○       △      ライト光が弱くなる     
          100     ×       ×      ワイパーが動き出す    
       110      ×       ×      ライトが消える        
                                  (ワイパーはずっと誤作動)  
          △…誤作動により窓が開いたまま閉まらなくなる。        

    運転席と後席スライドドアは開くか? 
           
80cmで開く確率50%                 
  90cm(ドアノブ付近)で不可能                                       

対策

ドアノブ付近の水深90cmがポイントのようですが
濁った水や波立つ流水の中では
このドアノブさえ分からなくなる可能性があるので
冠水路などで急に水位が増してきたら
早めにドアや窓を開けて逃げ出しましょう。

ちなみに、車内に閉じ込められた場合を想定して
緊急脱出用ツールの携行が奨められています。



この場合もフロントガラスは合わせガラスで割れませんので
強化ガラスのドアガラスを割るのですが
革靴の男性が足で思い切り蹴飛ばしても割れるようですが
その途端、浮力で浮いていても一気に車内に水が入り
あっという間に水没してその結果、車内と車外の水圧が同じになって
ドアが開くようになる、と聞いてはいますが…。

 

 

コメント
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