保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

中古スポーツウェアを“大人買い”

2013年09月12日 | 日々の暮らし

昔から毛や麻、絹製の上物を着ると
半日ほどで特に首回りが痒くなってとても我慢できず
また、今までの夏の化学繊維はべたついて肌にくっ付く感じが不快で
汗をかかない冬場のポリエステル製フリースは別にして
少なくても肌が触れる部分が綿以外の服を身に付けたことがありませんでした。

例えば夏はポロシャツ、冬はTシャツ+トックリでどれも綿100%という具合です。

一方、数年前から夏の吸汗速乾作用や冬の発熱作用を謳い文句にする
見るからに化学繊維で出来たスポーツウェアがとても流行っています。

私も下半身は何を着ても大丈夫なので
昨年冬にはスキー用に発熱素材のタイツと靴下を購入してみましたが
ビックリするほどの温かさを体感できた印象を持つまでには至らず
むしろ使い捨てカイロの方がはるかに役に立つと思うほどでした。

そうしたことから、夏の吸汗速乾素材についても
「とても良いので騙されたと思って買ってみたら!」と知人から盛んに勧められても
今一つ懐疑心が捨てきれず、1年を通して週に4日以上はソフトバレーとスキーを楽しむ
スポーツ三昧の生活を送りながらも購入する一歩が踏み出せずにいたのでした。

大体からしてブランド製の上物価格は高いので、発熱素材のタイツのように
効果がそれほどでない時の損をした気持ちになるのが嫌だったことも多分にありました。

ところが半年位前のこと、週に1度は訪れて服を色々物色することを
楽しみにしているリサイクルショップで840円のこの1枚を偶然目にし
素材はポリエステルとレーヨン、手触りからしてもこれが噂の素材かも知れず
最悪、そうでなくても色がとても気に入ったので
Tシャツやポロシャツの上に羽織ってもいいやと思い購入したのでした。

そしてこの夏、これ1枚でソフトバレーをして汗ビッショリになった時
乾きがずいぶん速い上、綿素材のように身体に触れる面が冷たくならないのを体感して
まさに目からウロコ、「なるほどこれはちょっと良いかも!」と思うようになりました。

以来、このショップを訪ねる度に同じような素材を探したのですがなかなか見つからず
たまたま昨日は時間が空いたのでメンズウェアのコーナーを
1時間以上かけて一点一点じっくりと見て回った結果
タグ付き新品未使用や上下セットを含めて6点を探し出すことができ
このショップではスキーブーツに次ぐ5千円超の高額出費と相成ったのでした。

ちなみに、2枚含まれているTシャツはインナー用であって
こうした“襟なし”を単独で着ることは個人的には嫌いなのでほとんどなく
重ね着のアウター用トレーナー等は別にして、原則“襟付き”を購入します。

ただ、ことスポーツウェアに関してはTシャツタイプが圧倒的に多いので
新品ならいざ知らず、まだ数の少ない中古を探すのであれば
好き嫌いを言ってはいられないような気もしないではありません。


*「ニューバランス703」は以前から大好きなスニーカーで
すでに廃番になった今でも色違いの4足を大切に愛用しているのですが
このブランドのスポーツウェアがあることは知りませんでした。

やっぱ、リサイクルショップで掘り出し物を探すには
何度も訪れることとじっくり時間をかけて見て回ることが必要なんですね。

ところで、この吸汗速乾の原理はメーカーによって様々なようです。

判り易いものでは化学繊維の糸を極細、かつ断面を丸ではなく楕円や十字型にして
表面積を増やすことで吸い取った汗を毛細管現象で表面に移動させ蒸発し易くしている上
肌に触れる面を楕円のとんがっている方や十字の先端にすることで
接地面積が少なくなりサラサラ感が維持できるのだそうです。

 

 

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