厚労省が発表した白書の中で
結婚に関する調査(18~39歳未婚者が対象)では
9割弱(男性84,8%、女性87,7%)が結婚願望を持っている一方で
「異性の交際相手も友人もいない」若者が男性で6割以上
女性も半数以上にのぼることが分かったそうな・・・。
将来、結婚したいと思いながらもその前の段階さえ作れないのなら
昔ながらのお見合い制度が復活でもしない限り、それは所詮、無理というものです。
ただし、個人情報の保護などという面倒なことが叫ばれるご時世
若者が自ら声をあげなければ、彼らの親の代が
積極的に“大きなお世話”に関わることはないでしょうけれど。
他方、30代未婚男女400人を対象に行なった別のある調査によると
「どちらかといえば草食男子」 (61%)、「完全に草食男子」 (13%) と
「自分は草食男子」と思う男性は75%にのぼったというのですから
これはひとえに「強くなった女性」にではなく
“草食系男子”を褒め言葉と勘違いしている「弱くなった男性」に
全責任があることは間違いありません。
明らかに肉食系である団塊の世代の我々の経験では、世間で言われている通り
“結婚と恋愛は別物”なのですから、とにかく①まずは声をかけて知り合いになる
②個人的なデートに誘う③あわよくばキスから肉体関係に持ち込む
その後、④結婚するかどうか悩むわけで
①②がなければ次への進展など考えられないと思うのです。
さらに、交際相手のいない男女のうち45%が異性との交際を
特に望んでいないと答え、30代後半の未婚男女の4人に1人は
セックスの経験がないことが分かったとか。
この後段は当然の結果としても前段などは「そんなアホな!」と言うしかなく
特に男性の場合、若い頃は女性のコトで頭がいっぱいのはずなので
草食系をノタマった手前、格好をつけて嘘を言っているに違いないと思う以外
解釈の方法が見つかりません。
でなければ、極端な話、メスを求めないオスの生き物なんて
ほとんどその存在価値がなくなってしまうのですから。
さらに、結婚していない理由は40%以上が経済的不安を挙げたとも…。
経済的に苦しくても声を掛けるのはタダですし
今の世の中、見栄を切って女の子にお金を払わせたことなどなかった昔と違って
割り勘も普通に行われると聞いていますし、大体からしてそんなことを心配するのは
デートの誘いに乗ってくれた“後”の話であることを忘れてはイケません。
世の中の半分が女性であることは事実なのです。
引き籠りで一歩も外に出なくても生きられるし食べて行ける若者は別にして
職場や取引先、勤務する会社のお客は当然のことながら、今日歩いた道
乗った電車、立ち寄った店など、あらゆる場所で「出会いの機会がない」はずはなく
誰かれ構わず声をかければ“ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる”
後先を考える前にとにかくまずは数多く女性にアプローチすることです。
知り合ったその人の周りには姉妹や何人もの友人、知人もいるでしょうし
なによりも“訓練”になることは間違いないのですから。