高校時代の私のクラスは48名でした。
そのうち24名もが集まったのは幹事の一人S君の力と言ってもよく
10年に1度程度開催される同級会ですが
こうした“言い出しっぺ”、兼取りまとめ役がいる・いないで
集まる人数は大きく変わることでしょう。
また、県立の進学校でしたので県外への進学、そのまま就職組も多く
かなり苦労したに違いありません。
もっとも、女子はたったの3名、あとの45名は男子でしたので
これだけの人数が集まったのかもしれません。
原則、全員が64歳、その半数近くは
現役を退いた年金暮らしの隠居生活者のようでしたが
もう2人はすでにこの世にいないそうです…。
中でも卒業以来46年振りに顔を合わせた数人などは
〇〇君と聞いても当時の面影とは全く結びつかないほど
特に“頭”を中心に大きく変貌しているのは過ぎ去った時の長さの成せる技です。
酒を酌み交わしながらの話題から昔の思い出話はほとんど消え去り
自らの今の生活状況やお決まりの年金・病気の話題等が中心になるのは
皆、歳を取った証拠と言われても仕方がありません。
(M君経営の会場の割烹も後継者不在のため今月末で閉店するそうです)