左右の手首と足首の4カ所の血圧を測定して
その差から血管の硬さと詰まり具合を知る「脈波図検査」に続いて
今回は「頸動脈エコー検査」を受けました。
早い話、エコーによって頸動脈のプラーク(脂汚れ)の厚さを計る検査です。
僅か15分ほどの検査に待たされた時間はまたも1時間半。
その結果は上の通りで1mm以下が正常値とされる血管は
「頸動脈に平坦な肥厚した部分があり。狭窄(すぼまっている)なし」
つまりは「軽度のプラークを認めます」とのこと。
これら2種類の検査で分かったことは、血管の硬さは歳相応だが
血管に脂汚れが少し付き出しているということのようです。
で、K先生曰く「お薬を飲んだ方がよいと思います」
結局は血管の病気を避けて長生きしたいなら
薬を一生飲み続けなさいというごくごく当たり前の結論になったわけで
その気があるならまずタバコを辞めます、などとウソブイテ
丁重にお断りしておきました。
治療せず長い間放置していて“高値安定”の高脂血症なのに
初めて知った現在の血管の状態は心配していたほど悪くはなく
なのに「飲んだ方が良い」程度の薬を死ぬまで飲み続けるなんて…。
大体から、まだ健在の私の両親ですが
父は不整脈と診断され服薬治療を受けていたら
突然の胃ガンで胃の5分の4を切り取られ幸運にも転移はなく
同じく母は肝臓か腎臓の治療を受けていたのに心筋梗塞で死にそうになり
続いて義母は、父と同じく不整脈の服薬を何年も続けていたのに
2年前に風邪から僅か42日後に肺炎で他界。
つまり、少なくてもこれまで私の周りでは
“持病”が直接生死に関わったことはないのです。
(素人の軽率かつ非論理的判断 !?)
それにそもそも、今回このT病院を訪れる気になったのは
もう一つの「早期胃がんの疑い。再検査を勧める」との定期健診結果に
恐れをなしたためだったのですから。
「ところで先生、胃カメラの画像はK病院から取り寄せられましたか?」
「あ、そうでしたね。残念ながら個人情報のため本人でないとダメでした」
なんだ、肝心な方がちっとも進んでいないのか…。
定期健診だけ受けて治療は別の病院で、なんてことはよくある話じゃないの?
安請け合いせず、本人でなければ情報提供してもらえないなら
そうとはっきり言っていただければ、これだけ時間があったのだから
すでに入手していたのに、とちょっと不満を抱くとともに
この若いK医師に対する信頼感が少し揺らいでしまいました。
帰宅して早々にK病院にTEL、1時間後には胃カメラの画像を手に入れて
連休明けに再診の予約を入れてはおきましたが、この先生で大丈夫かなぁ…。