19の町があるこの地区の冬のイベントはソフトバレー&綱引き大会です。
地公連の中の体育部員だった「主事」の年度内最後の行事となり
これで2年続いた役目から解放される運びになります。
この地に移り住んで6年、初めて請けた町内会の仕事でしたが
月1度あるかないかの夜7時からの会議が煩わしいだけで
それでなくても様々な行事には自ら積極的に参加していたのですから
立場が主催する側に回っただけのことで結構楽しくこなすことが出来ました。
このソフトバレー大会にもこれまで3~4回、選手として参加はしていたものの
プライベートで週5日やっていることなど誰も知るはずもなく
補欠的なチョイ役でしか使ってもらえずこれという活躍をする機会もありませんでした。
それはそうで、選手選びは町内に11ある組の組長の中の1人
体育部長が主導して回覧板で募集するのですが
なにせ一家に一人は70歳以上が暮らす年寄りが住む一方で
育成会に入っている小学生は6人しかいない町なのですから
特にチームスポーツは必要人数を集めるだけでも一苦労なわけで
自ずと前年の選手を主体に声がかかり、とにかくチームを作り上げなければならず
どこも“有力新人発掘”など考えている余裕などないのです。
それでも今年は19公民館から22チームが参加しAB2つのブロックに分かれて
それぞれ3位までを表彰する例年通りの試合形態でした。
Bブロックに属し前年優勝の我が町Aチームに住人の期待が集中するなかで
なんと1試合目に敗れて優勝争いから早々に脱落するという番狂わせが発生
私が配属されたBチームはAブロックに入り最初は全く期待されていなかったのですが
若者チームとの1試合目を逆転で勝利して俄然注目を浴びるようになったのでした。
男性が不足なため願ってもなく出ずっぱりとなり
その後の2試合は1セットも落とすことなく勝利を重ねついに決勝に進出し
そこでも10~20代の若者で構成された他町チームに1セット目は取られたものの
またも見事に逆転勝ちしなんとも気持ちの良い優勝を飾ることに…。
多分3位以内では私個人及びチーム平均年齢も最高齢だったような気もして
そんな面からもこれまでの溜飲を一気に下げた一日になりました。