大松山は30年以上前に1度だけ民宿の1泊2日で訪れたことがあります。
その時には「パインビーク」なる洒落た名前が付いていた覚えはなく
直前の香港旅行で手に入れた精力剤に因る酷い下痢のため全身に力が入らず
コブ急斜面で吹っ飛ばされた辛い思い出のみが鮮明です。
普通は菅平と言えば「ダボス・太郎エリア」を指し
この「パインビークエリア」はマイナーかと思うのですが
たまたまW大学主催の大会が催されていたように
なるほど競技となると長いコースが取れるこちらでなければなりません。
そもそも積雪は決して多くないのにかなり気温が低いスキー場ですから
降雪マシーンを作動してスピード系レースに必要な
硬いコース作りがし易いことも長所になるのかもしれません。
(大松山遠景)
この日はメインのチャンピオンコースが山頂から全て立入禁止のため
画像右手、一人の姿もない上部のガリガリ・未圧雪上級バーンは
5本で疲れ果て、その下の中級バーンは短くてすぐに飽きてしまい
結局は太郎山エリアにクルマを移動させいつものバーンを楽しむことになりました。
こちらも今季の少ない積雪を象徴するかのように
ほぼすべてのバーンはキッチリと圧雪されていてあの天狗コースの上部でさえ
コブのない一枚バーンになっていて正直、ちょっと物足りないような気も…。
天気も予想したより雲が多くなり、あまり日焼けが期待できないので
午後1時には下界に下ることにしました。