保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

8回目の草刈り。そもそも草を刈る理由ってなに?

2018年09月20日 | 自然農法による自給用野菜作り

1回目:(4月14日頃)
2回目:2週間+3日後(5月1日頃)
3回目:3週間後(5月23日頃)
4回目:3週間後(6月14日頃)
5回目:3週間後(7月7日頃)
6回目:6週間後(8月18日頃)
7回目:2週間+3日後(9月5日頃)

そして今回は2週間後となる9月18日頃に実施しました。

本来はこの8回で最終回となる予定でしたが
10月に最低でもさらにもう1回はやる羽目に・・・

リンゴ畑が隣接しているKさんとAさんに歩調を合わせているからで
なぜ回数が1回増えてしまったのでしょうか?

(昨年)
1回目:4月23日頃
2回目:3週間後(5月17日頃)
3回目:3週間後(6月7日頃)

4回目:4週間後(7月4日頃)
5回目:2週間後(7月20日頃)
6回目:4週間後(8月18日頃)
7回目:3週間後(9月8日頃)
8回目:4週間後(10月11日頃)

これによると6回目の8月18日頃は同じだったのですから
盆明け後、特に9月初めの長雨により雑草の成長が
著しかったことが理由として推測されます。

このように1年の半分以上は月1で結構心身ともにエネルギーを使いますので
地方都市では歳を取ったら郊外から街中のマンションに移り住む理由の一つに
「草刈りが不要になるから」が挙がることも頷けるというものです。

逆にスローライフの田舎暮らしに憧れて都市部から移住された後に
予想外に多い草のプレッシャーに疲れ果てたりする方もいることでしょう。

つまり「田舎暮らし」とは
「草と草刈りに付き合う生活」と言っても過言ではないのですが
では自宅の庭や周囲はともかく、なぜ田畑でも(雑)草を刈らなければ
ならないのかを雑草のメリット、デメリットという面から
調べてみると以下のようになるものと思われます。

〔雑草のメリット

1.益虫や土壌生物の住みかになる
2.地表のカバーとなって地温を下げる
3.刈った草は有機の緑肥となる

〔雑草のデメリット〕

1.害虫が発生し易くなる
2.栄養や水分が競合する
3.管理や作業の邪魔になる
4.見栄えが悪い


ただ両方の(1)は表と裏の関係なのでどちらを取るかの話ですし
メリット(2)(3)も、デメリット(2)も、マルチや潅水・肥料&薬類などで
代替できるので、した方が良いまたはしないとマズイ
決定的な理由には
ならないと思うのです。

移住後10年間での個人的な経験に基づく素人判断で申し上げれば
デメリット(3)「邪魔になる」そして同じく(4)
「見た目が悪い」
さらにここには挙がっていない「ご近所の手前またはお付き合い」を加えた
3つが年間8回もの草刈りをする主な理由ではないでしょうか。

もっと言えば「理由など考えたこともなく父も母もそうしていたから」と
おっしゃる方さえ多くいるような気もします。

もちろん断言は出来ませんが、ほとんどの方は
農協が奨めた農法を取り入れて野良仕事をしているので
画一的になるのは当然のことで、例えば草刈りを普通にしないことなど
耕作放棄地でもない限りこの付近ではあり得ないのです。

ちなみに周辺は農家ばかりで、最近聞いた所によると
原則として"消毒の前"に草刈りをするそうですので、
なるほど
そう言われてみれば消毒と草刈りがほぼ同じ回数行われているような
気もしますが消毒をいちいち数えてはいませんのではっきりはしません。

私の場合は野菜の自給栽培で「草を生やす自然農法」と称していますが
天気と地力だけに頼り、耕さず、肥料や薬剤類を使わず、までは良しとしても
また刈った草での草マルチは積極的にしてはいても
刈る回数は周辺の方々に合わせて"見栄え"を同じにしていますし
リンゴ畑の消毒の飛散は当然ありますので、完璧なこの自然農法ではないと
指摘されればそれを否定することは出来ません

コメント
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