保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

日帰り人間ドック・・・(a)コロナ対策下、当日の診断

2020年09月03日 | 病気一般の話題

恒例にしている年1回の人間ドックは
猛暑の中を涼しい環境で半日過ごせるこの時期を選んで
昨年受診終了の時点で予約しておいたものです。

コロナ対策を理由に午前8:15に来院を指定され8時頃に着くと
玄関の回転式自動ドアの前に30人程の人だかりが。。。

一体何事?と思ったら、混み合うこの時間帯は
警備員が回転ドアの1区切りに大勢が入らないよう
3人ずつの分散入場を促している結果でした。

一通りの身体計測やX線、超音波検査等を終えた後の胃内視鏡検査では
一昨年は胃の内部操作で痛みを感じ、昨年はノドへの挿入が
数回出来ないという、すでに20回以上は経験しているのに2年連続で
ヘタな技師(または医師)に当たって辛い思いをしているので
事前に"上手い人"をお願いしてあったのが
奏功して今回は楽勝でした。

(良かった、良かった。これでなくっちゃ!)

担当医師の直後の診断は相も変わらず「特に治療を要しない萎縮性胃炎」

ところで病院内はほぼ強制的にマスク着用、もちろんこんな時のために
家庭用マスクを常時持ち歩いてはいますが、結構な密の空間になる
腹部超音波(エコー)検査の女性看護師でさえN95ではないと
本人も認識している、支給された医療用サージカルマスク+ゴーグル姿。

N95:0.3㎛の大きさの粒子を95%以上捕集でき
  顔との密着性を高めるため多くはカップ型形状
(1㎛=0.001㎜)

もちろんご存知の上でしょうね
箱の上面記載の「細菌ろ過率95%以上の医療用」では
中間フィルター層の不織布を帯電加工し捕集機能を持たせてはあっても
大きさが細菌(約1.0㎛)の10分の一しかないウィルス(約0.1㎛)の
侵入を
防げないことを


(粒子の大きさ比較のための模式図)

メディアに乗せられ恐れ慄き「消毒」やら「3密回避」プラス
粗目ザル同然の家庭用マスク(それもかなりの人数が鼻を露出して)の
姿&形だけでその気になっている一般消費者ならともかく
「コロナウィルス対策は万全」を謳うはずの医療従事者はせめて
きちんとN95マスクくらいは使用して欲しいものです。

もっとも、どこか具合が悪いから訪れる多くの患者に毎日接する看護師でさえ
この程度の性能のマスクしか着用しないのは、マスクなんて来院者減少を
防ぐための"対消費者用安心告知グッズ"の一つに過ぎないのだから
経済面も考慮してインフルエンザ流行時と同じ医療用で充分だと
説明されれば、無意味に恐れ過ぎて社会的コストを掛け過ぎている
世間に批判的な私には充分納得できる理由にはなるのです。


結局、昼食直前に行われたドック担当医師による内科診断と
当日分かる範囲の検査結果は例年と変化なし。

「要経過観察」:視力低下・聴力低下
          (腎臓)クレアチニン高値
          (腫瘍マーカー)PSA1超

「要治療(早期)」:脂質     

 

かくして、この医師とすぐ後の保健師の話は例の如く脂質異常症に該当する
高い数値を示す総コレステロール&LDLの治療を受けるよう
勧めることに集中、ただしコロナ対策のため1人5分という
時間制限があることを幸いに"いい加減"な返事で終了。

「血圧122/82、PWV&ABI検査標準値」等により結果的に数値で表われるはずの
動脈硬化の兆候には充分注意していますし、何よりも過去に50代の3年間
治療を受けた経験から、使われるその薬物の下記の副作用の情報を
「国立K大学薬学部教授」の肩書を有する弟に聞いてからは原則
薬は飲まずこの体質と上手く付き合って行こうと決めているのです。

【副作用についての数年前の弟からのメール】
(家族性脂質異常症の可能性及び新薬が出たとの指摘を相談した際)
その薬、レパーサ(エボロクマブ)という抗体医薬(注射剤)です。

4週に1回の注射が必要で、1回あたり原価は2万円ほどですが
保険があるので3割になります。遺伝子検査で本当に家族性かどうか
(遺伝子に変異があるのが家族性です)を確かめる必要がありますので
検査も必要です。どうしても下げないと動脈硬化が危ない、というレベルなら
試してみる価値はありますが、どういう副作用が出るか分かりませんし
事実、家族性ではない脂質異常症に広く普及している治療薬にも全身の
筋肉が溶けるという恐ろしい横紋筋融解症という副作用の報告があります。
一方、最近はコレステロールが高めのほうが長生きというのが
定説になっていますので、少し様子を見た方が良いと思います。

 

ところでこの診断で普段はケチばかりつける(それが仕事?)
医師に褒められたことがあります。

それはオプションで受けたX線を使うデキサ法と呼ばれる骨密度測定での
大腿骨近位部(または腰椎骨・隔年交互)の数値です。

医師曰く「すばらしいです。今後しばらく骨の検査は不要でしょう」

         同年齢比較  若年成人比較
右大腿骨    127%     107%
左大腿骨    133%     112%


これで当日分は全て終了し、褒められて気分が良くなっての
食堂での昼食は、これもコロナ対策でいつもの日替り定食ではなく
持ち帰りが出来るしょうが焼き弁当でしたが、すでに
昼12時近かったためその場でいただくことに。

前日午後6時から18時間ぶりなので美味かったなぁ。

 

【お願い】

コロナ対策に関する記述内容に関しては、ズブの素人の個人的意見ですし
そもそも今さら
どうなるわけでもなく、また議論する気は毛頭ないので
コメントはお控えください。それでも頂いた回答や解説などは
内容により
「未公表」にさせていただくことをご了承ください。

(続く)

コメント
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