猛暑を理由に擁壁の越境の現状確認のための両者の
立ち合いを1ヶ月先延ばしして欲しいという高齢なMさんから
受け入れた要望の期限が10日後に迫っています。
これまでにMさんから依頼された老人クラブ会長のTさんが
2つの建設会社に見積り依頼の声を掛けていて
それぞれに私も立ち会っています。
そのうちのH社にはその際、近々の倒壊の可能性の高さを
散々煽られたので、ついたまらず直後にピンが抜けたら警告音が鳴る
防犯ブザーをネットで購入して設置してしまいました。
もう1社の社長Kとは、以前の住居がお隣り同士だったご縁から
現在の我家の土留め補修を数年前に依頼したことがある顔見知りです。
ところが見積もりに来た社員は「こりゃ、ウチの手におえないや」とつぶやいて
帰った以降、未だ見積りさえ提出されていないとTさんから聞いています。
いざ工事となれば、我家の敷地内の作業もかなり多いはずで
ほぼ毎日顔を合わせることになるのですから、付き合いのあった
Kさんの方が私的には望ましいというのが本音なので、傍からの
応援のつもりもあり、Kさんを呼び出してみました。
そしておおよその見積りを聞き出すともに工事開始までの
危険回避のために、前から考えていた市販の単管をつっかえ棒に
した場合の危険性軽減の効果のほども尋ねてみたのです。
すると「結構、効くと思いますよ!」と期待を上回る回答。
これまで長期に渡って耐えて来ているし、ある程度の角度を超えて
傾き出すと止めることは出来ないが、見た目も今の時点なら
つっかえ棒の効果は短期間なら充分だろうとのこと。
そして「ウチにあるから貸してあげるよ」と、これは想定外
あっという間の翌日には我家に届いていました。
にしても、これまでまともに持ったことがない単管の
それも5mを、何の気なしに持ち上げたら「えっ、重!」
後で調べると1本の重さが約14㌔もあるようで、ようやく5本を
1時間かけて下の我家の擁壁との間に当てがうと、以前より
ずっと安心感が増した景色になりました。
ご丁寧に設置後には、倒壊の可能性の最大の要因とされる
まとまった雨が丸一日シッカリ降り、まずは
良かった、良かった。
ただしここまでやってもし防犯ブザーが鳴り響いたら
これはもう即行で非難しなければ、かも。。。