保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

シロを忘れない・・・飼い猫になるまでの記録①

2021年08月22日 | 野良猫「シロ」とのたった2カ月の暮らし

6年前(2015年10月)

女房の"餌付け"が上手く行って
不定期に通って来るようになりました。

ただまだ警戒心は強くすぐにこうして身構えます。
その頃「シロ」を尾行(その記事)して見失いましたが
野良仕事中の知人TさんからYさん宅で
餌を与えているとの情報を得たので訪問してみました。
ちなみにTさんはお隣りの住民で池の金魚を奪われたことが
あるそうで、予防対策にネットを張り巡らせたそうです。
Yさん宅では飲食業を営む40代お嬢さんが店の残り物などを
与えて特に大事にしているという話を聞いたことから
以降、我家ではYさん宅を「本宅」と呼ぶようにしました。
偶然にも両家での呼び名は同じ「シロ」でした。

4年前(2017年5月)

ブラッシングをさせるほどに慣れて来ました。

ただゴロゴロとノドを鳴らすのですが、ふとした瞬間に
爪を立てた猫パンチや「シャー!」と嚙みつかれて
少し出血したりし、人間との付き合い方が
分からない様子がありありでした。
当然、"甘噛み"など全く出来ませんでした。

 

2年前(2019年7月)

ほぼ日参して来る玄関先でヘビに出くわしても"平気の平左"
さすが野良だと感心してしまいました。
もちろんネズミを捕って食べている姿も目撃しています。

この頃から室内にも立ち入るようになったものの
1周見回るとそそくさと速足で帰って行ってしまいます。
餌も外の方が落ち着いて食べられるようでした。

事件①:翌年Oさんの獣害駆除用「くくりワナ」に掛かった際に
前足を負傷し姿が見えなくなった時はずいぶん心配しましたが
1週間ほど後に片方を引きずりながら姿を現して
一安心したことがありました。
全治には1カ月ほどを要したはずです。


(ハクビシンが掛かった時)

事件②:この後のいつだったか、初めて左耳の欠損と出血を見た時
てっきり他の猫やケモノと争ったためのケガと思いました。
カラス2羽に襲われていたという情報も耳にしていたので。
この時点で獣医の診察を受け皮膚ガンを切除されていたら
また甲状腺の異常についても早期の服薬治療ができたはずで
もう少し長生き出来たかも知れないのですが
どちらも"完全室内猫"にしなければ無理だったことを考えると
これがシロの運命だったと考えるしかしょうがないのです。

 

3カ月前(2021年5月)

必ずしも空腹でなくても1日に2~3回
通ってくることもたびたびになっていました。

南側の庭の色々な場所でゆったりしていましたが
ふと気付くと姿が見えなくなっている
我家ではそんな過ごしでした。

このちょっと前頃から痩せて来たことを心配したYさんのお嬢さんが
捕捉を試みて失敗するも近間の獣医からスマホ画像での診断による
腎臓の薬を処方されて餌に混ぜて飲ませ始めたそうです。

(続く)

コメント
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