「お菜」とは、この付近では「野沢菜」のことを
親しみを込めてこう呼びます。
例年「採りに来ればタダでいいよ」と
言ってくださるHさんが「今年は失敗した…」とか。
そこでネットで探し当てたのがこのページ。
イチゴ狩りやリンゴ狩り、そしてキノコ狩りと同じく
収穫した分を量り売りする方式で、タダではないものの
1㎏当り50円で済むのですから一瞬途方に暮れた
私にとっては"渡りに舟"。
ただし市内なのに自宅からの距離は25㌔、それも国道19号は
土砂崩れによる片側交互通行のためここを通過するだけで
15分を要して結局1時間掛かって辿り着きました。
旧村役場からこうした数個所の案内板に従って上ること5㌔
午前9時半近くに現地に到着するとすでに5台の乗用車がいました。
(立派な小屋も仮設トイレもあり正に直売所)
(標高800m、広さ約1㌶のKさんの野沢菜畑)
地区の行政が主導し地元農家などで作る実行委員会が企画、運営
当初は20軒ほどの農家が畑を提供していたものの
今では4人だけとなり、このKさんの畑が一番広いのだとか。
1時間ほどで知人に頼まれた分も合わせて25㌔
1250円を支払って帰る頃には、平日にも拘わらず20台近い台数に
増えていましたので、毎年かなりの方々の期待を
背負っていることが分かります。
これで今年も"醤油漬け"が食べられることになりました