ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

燃え尽きた命への畏敬

2005-11-15 01:50:01 | Weblog
今朝(昨日)お祖母ちゃんが亡くなった。
出勤しようと起き上がった頃に危篤と電話があり、急いで病院へ向かった。
父さんは早めに普通に付き添いに行ってたが状況が悪くなったようだった。
俺は一足、間に合わなくて数分前に亡くなったところだった。
でも相当苦しんだ2週間、よく頑張ったね。 お祖母ちゃん

90年の命の凄さに震えて最敬礼した。

昨日よく面倒が見ておけて良かった。
彼氏も連れて行っておいてよかった。

聞こえてはいるだろうお祖母ちゃんに、この数日何度もお礼を何度も伝えられた。
俺には伝わったと感じられた。

今日一日も、家族の用事を手伝って地元に残っている俺の役割を十分果たすように頑張ったつもりだ。
近くにいて両親の手伝いも出来ることが嬉しい。
途中2時間だけ出勤して仕事を何とか片付けて来た。

不出来な孫ではあるが、一応こんなんでも跡取り息子。
両親の体裁をめいいっぱい繕えるようにしたいと思っている。

さて、お通夜・本葬といろいろな親類や初めて会う人たちに結婚は?とかいろいろ詮索されるのだろうけど。
どう対応していくかな?


お祖母ちゃんのところに毎日のように遊びに来てくれていた親友のおばさんがいたんだ。
本当によくしてくれて、俺とも友達なんだけど、今日そのおばさんがこんなことを言ってくれた。

「○○ちゃん、可愛い子と付き合ってるんだね。いい子そうだ、彼と一緒にやってくんだね、一人じゃないから寂しくないね」っていってくれたんだ。
毎日その二人でいろんなことを話してた仲良しだったから、

お祖母ちゃんは、俺のことはちゃんと良く分かっていたんだな・・と今日そう確信できた。
やはりすべてを分かった上で俺を尊重してくれていたんだね。

昨日彼氏とお祖母ちゃんとこに行っておけてよかった、本当に良かった。


おばさんも寂しくて仕方ないようで憔悴しててね、友達って家族とは別でとても有難い存在だと思う。
ありがとう、おばさん。

忙しく準備する中、いろんなことが思い起こされて涙があふれる。

本当にありがとうございました、とても凛とした生き様だったと思う。
今日は自宅でゆっくり眠ってね、お祖母ちゃん。
コメント (4)
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