国民年金はまだ得なようだ

年金シュミレーションで現在35歳と仮定して国民年金だけ加入だと65歳以降にもらえる年金は月額64,000円。
会社員で定年まで勤められたとして、厚生年金だと月額123,000円と出たとは前回書いた。

今のお年寄りは年金をしっかり貰えると、よく聞くが本当なのだろうか？

試しに現在60歳の人はどれほどもらえるか調べてみた。

国民年金加入者では、なんと現在35歳の人が老後にもらえる額と変わらない月額64,000円だった。
で、厚生年金加入者の場合は160,000円。

現在35歳の厚生年金は月額123,000円だから、俺たちの厚生年金は４万円も減ってる！！エライ減らされているじゃないか！！

国民年金維持のために厚生年金が充てられているとの話は聞いていたが、この数値の差がそれ？？

サラリーマンとしては何故に国民年金の未納率拡大による不足分を俺たちが負担補填してやらねばならないのかと頭に来るのだが、世の中のサラリーマンたちは暴動も起こさず大人しいものだ。

厚生年金部分は、会社が半分補填しているものとあわせれば５万くらいかけていると思う。
自己負担部分だけ見ても３万くらい払ってる。
国民年金は1.3万。

この支払額の違いに見合った支給額とは思えないじゃないか！
リーマンは国民年金のみ加入者の４,５倍払っても、支給額は２倍程度の差しかない？
おかしいじゃないか～！！！

給料明細を良く確かめもしないサラリーマンたちは付け入られてるんだね。
源泉徴収できる取りやすい相手からどんどん取られるのか？・・。

正社員の給料がすごく良い訳でもないけれど、まだリーマンは毎月給料日が来るだけマシだということか。
えらい低レベルで階層社会になってるのか？

国民年金は絶対払った方が得だ。
先に書いたように厚生年金より戻り率が高いのだし、年金の基本として大切にされている。

実際に簡単に計算してみると。
今２０歳の人で国民年金13580円×12ヶ月×40年（40歳まで）＝約６４８万を一生で払うことになるが、
もし平均寿命の８０歳まで生きた場合、ナント約１１５０万も戻ってくる計算になる。
64000円×12ヶ月×15年（65-80歳）

７３歳以上生きたならそれ以上は掛けた以上に戻って貰い得になるのだ。

うーん７３歳まで生きられない？
でも今は８０歳まで生きる前提で考えておくのが真っ当じゃないかあ？