ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイの息子と親の関係・・②

2006-08-25 00:40:03 | Weblog
俺の思う理想と違って、そんな家族関係はしょせん無理なのだ!!

もし、そうなんだったら・・

はじめからカミングアウトも考えず、
近くに住まず、
年に一度帰るか帰らないかの疎遠な関係とし
互いに本質に踏み込まない上っ面な関係で、
割り切っていたほうがいいのかもしれない。

でもそれって寂しいじゃない?

家族ってそんなもんですか?どうなの?

そういうのが互いに幸せだとは俺には思えないし、
親にとっても突き詰めればそうじゃないはずと思うのだけど・・。

俺の場合はそう思って今後の関係を変えるべく一線を越え
カミングアウトしてきたつもりだ。

でもね、今は良い状況じゃない。
とりあえず今は時間を置くしかないな、と過ごしてはいるが・・・
途方にくれているのが現状。

割り切れればいいのだけど、そうはいっても切り捨てることは出来ないでしょ?
俺もね、親だと思うから。

どっちが正解やらとも思うけれど、俺も始めた以上、親が生きているうちに
良い方向に持っていかなくちゃね~と模索してるけど、なかなか。

でも関係って互いの歩み寄りが無ければ成り立たないんだよね~。

先日東京で参加した親の会で思ったことは、「親の情報の少なさ」

何か、親に見せても良い、読みやすくてね、
凝り固まっている意識を解きほぐすような本は無いかなあと思う。

そういう冊子を何気なく家においておくとか、定期的に投函しておくとか・・

自分の親にそこのところを聞いたことがあるけどね、
自らそういう情報を探して積極的に触れ考えていきたいとは
なかなか思わないらしいのです。

できれば棚上げしたい、考えたくない。

そういう10数年だったようなのです。

でも、子供のことを想像すれば理解してやりたい気持ちも全く無い訳じゃないだろう、

そんな思いがふとよぎってくれた時に、

入りやすい冊子が手元に転がっていたなら・・

同じゲイの子をもつ親の手記などが書いてあるものがあれば・・

随分心の整理が出来るのではないかと思うのです。

どうもね、当の息子から口で説明を受けたのではダメなんだようですよ。

何か、俺も風向きを変える道具が要るなあ。
コメント
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