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【芸術手記】羽生結弦選手SP/序奏とロンド・カプリチオーソ

2022-02-09 | 芸術手記

「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。

 

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北京冬季オリンピック。

金メダルの小林陵侑さん。

 

お兄さんとのWファイナル進出もすごいですが

金メダル瞬間の兄弟愛に思わず・・^^;

 

複合団体戦での高梨選手のまさかの「失格」!

あの気持ちの整理がつかないままの第2滑走は

本当に立派です!!

 

 

フィギュアスケート団体も銅メダル!

日本チームが一体となっての活躍にもほろり・・^^;

 

そしていよいよ羽生 結弦選手が登場!

 

 

フィギュアスケートは

ピアノを勉強する者にとっても勉強の宝庫です!

 

なぜ? と思われる方も多いかと?

 

 

特にフィギュアスケートは「芸術面」と「技術面」との

両輪の競技ですので、本当に勉強の宝庫なのです!

 

フィギュアスケートはSPもフリーも

「音楽」にのせて「体表現」する、

 

技術面とその音楽の持つ芸術面の、合体競技です。

 

 

音楽(ピアノ演奏)は「見える化」する事ができません!

音楽の持つ「表現」を見える化できない分、

 

ピアノの音色・強弱・フレージング・ハーモニーなどで

より「抽象的表現」として発信して行く訳です。

 

 

それに比べフィギュア競技は

「体・表情・手・足・衣装」などの要素で、

 

使用する音楽を「どの様に表現」し発信するのかを

「見える化」する事ができます。

この違いが大変勉強となる訳です!!

 

 

羽生選手のSPは、編曲・演奏の清塚信也さんのピアノ曲です。

 

原曲はサンサーンス作曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」。

元々はヴァイオリンとオーケストラ曲です。

 

フランスの作曲家サンサーンスが28才の時に、

スペインの天才バイオリニストのサラサーテ

19才の時にサンサーンスに依頼したとされます。

 

この若き天才2人がタッグを組んで世に出した曲です。

 

 

「カプリチオーソ」とは「気まぐれな」といった意味。

「ロンド」は違う旋律をはさみながら

 主題が繰り返される形式の曲を意味します。

 

 

◆Vn::三浦 Fumiaki氏の演奏。

 

 

SPでは清塚さんが原曲を「ピアノソロ」に編曲し

ご自分で演奏しています。

 

 

 

本番は何が起こるか分かりません!

どんなに練習で上手く行っていても

「本番」は常に水物(みずもの)。

(どうなるかわからないの比喩)

 

 

羽生選手のまさかの

「穴にエッジがはまってしまった」アクシデント!

 

本人が一番悔しく次のフリーへの

気持ちの切り替えが上手く行きます様に! 

目指している「4回転半」へのチャレンジも

勇気をだしてと!!

 

音楽をどの様に「体表現」するのかは

本当に勉強になる事ばかりなのです💛

 

羽生結弦: 北京2022フィギュアスケートSP結果「複雑な心境」 (olympics.com)

 。。。。。Good Luck !  。。。 。。。。。

 

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