Celibidache Rehearses Bruckner's Ninth
クラシック音楽を聴くようになったのは高校1,2年の頃だと思う
ロックの中にクラシックを取り入れたものが流行っていたので
じゃあ本家を聴いてみようか?と思ったから
そしてたまたま、FMでチェリビダッケさんの来日コンサートのライヴ中継があった
そこで演奏されたのが「ブラームスの交響曲の1番」で
なんてロックっぽい曲だと思った、1楽章がそんな感じだったので
4楽章のメロの繰り返しが終わるエンディングはまた盛り上がってそして拍手の嵐
鳥肌が立った
チェリビダッケさんの演奏はテンポが遅いそうで、それがまたロックっぽかったんだと思う
その後、テレビでクラシックの放送があるとよく見ていた
ある日、「展覧会の絵」の演奏をテレビでやっていたので見ていたら
なんだか、だらだらした演奏で、テンポが悪く「酷いものもあるもんだ」と思ったら
最後に指揮「チェリビダッケ」ってテロップが流れた
「ああ、なんて僕の感性はいい加減なもんだろう」と笑ってしまった
そうしてるうちにピアノに興味が沸いて来て
ビートルズの曲とか簡単そうなものをキーボードで練習しておいては
音楽室に忍び込んでピアノを弾いていた
でも、ほんの10分もすると「コーラス部」が入ってきて、追い出された
そんなことを何回かやっていて
新聞の下の欄の広告で「ピアノのバーゲン」なんかの広告を見ては
「198000円か・・買えないものかな・・・」なんて思っていたが
そんな商品買わなくて良かったと今では思う、w
そんなこんなでピアノが欲しくて高校を卒業して就職した
で、買ったのがシンセサイザーヤマハのDX-7というもの、w
シンセは買うものの結局ピアノは買わずにいた
そんなおり会社の帰り道で本屋に寄った時に、ふと専門学校案内を手に取り
見つけたのがピアノ調律師の専門学校というものだった
「これなら買わずに毎日ピアノに触れられる」と思った・・・
その日から現在で27年ぐらいが経とうとしています
あの頃の音楽の感性は別として
そういう自分の生き方みたいな感性は今は無いかも知れない
ただ今でも少しだけ、思い立ったらやらずに居られない所は少し残ってるかな
「買いたくなったら、買うし」ちがうか~~~w