マスコミを蝕む独占の弊害

ＴＶ、ラジオ４２社株保有　読売新聞社、第三者名義で (共同通信) - goo ニュース

種々の規制下にあるにもかかわらず、こうした独占の弊害を隠蔽していたとは、読売とは恐ろしいものですね。昔、行政改革が日程に上っていた頃、そのことについて読売から出稿を求められたある学者―行政改革に否定的な人―の話によれば、ともかく行政改革に批判的な原稿は載せられないとして、突き返されたそうです。当人は、まさに大政翼賛会だ、と怒っていましたが、およそマスコミとは、こうした傾向を持っているのではないでしょうか。ナベツネだけが問題ではないのです。独占下にあれば、言論統制も強力に展開されてしまうということが問題なのですね。

倒錯的議論

介護保険対象下げに否定的意見相次ぐ　社保懇、結論出さぬ方向 (産経新聞) - goo ニュース

介護を必要とする人の立場が無視され、支出する側の手前味噌だけが顧慮されています。そもそも、支出する財源も、介護を必要とする人も含めて国民が納めたものでしょう。本来の出し手を無視して、保管している側が勝手な理屈を並べるのは、いわば本人の意向を無視する代理人のようなものであって、無権代理ということになるのではないでしょうか。人のふんどしで相撲を取っていて、えらそうなことを言うな！と言いたいですね。

根本的な原理の捉え方に問題があると思います。

障害施策の統合に反対決議　全国市長会 (共同通信) - goo ニュース

「障害者施策は社会保険になじまない」とするのは尤もなのですが、「若年者には給付対象が極めて少なく（保険料未納者が多い）第２の国民年金となる懸念がある」とするのは、既にして国民年金が破綻することを認めているという点で問題ではないでしょうか。

そもそも障害者とは、社会のあり方に問題があるから生じるという面が強いと思います。人は高齢化すれば働けなくなり、無収入になりやすいということは、誰もが理解できる公理のようなものです。そうであれば、その公理を踏まえて国家が活動してこそ、正当性が生まれるのではないでしょうか。つまり、障害者施策も年金も、本来は国が租税から賄うべき義務範囲に属すると言えるのです。種々の浪費に振り向けることは許されないことなのです。この点を忘れて、原則としては、おしなべて個人責任の問題だと印象づけることに、違和感を覚えるのですね。

今度は競馬ですか～？

ライブドア、高知競馬と業務提携で基本合意　競馬場に社名検討 (産経新聞) - goo ニュース

う～ん、金の匂いには敏感なのですね。でも、ネット社会の健全な担い手であるためには、目先の金よりも長期的な福祉に重点を置いた方がいいと思うのですが。ボランティアネットワークの構築とか、いろいろあるのではないでしょうか。どのみちコストはそれほどかからないでしょう。問題は、誰が旗を振り、この指とまれと言い出すかですよね。

遂に立法府も！

衆院事務局の前電気施設課長　付け届け受領し処分　贈った業者、院内工事７割受注 (産経新聞) - goo ニュース

遂に立法府も汚職の仲間入りですね。う～ん、きれいなところはどこにも残っていない？国であれ、自治体であれ、およそ統治機構と言えるものは全て、有害にして猛毒の粗大ゴミになりつつあるようです。こういう汚物は、どう処分すべきなのでしょう。

ゲリラ的侵入「取材」

ＴＶ記者らボランティア装い被災地侵入取材…小千谷市 (読売新聞) - goo ニュース

被災者の窮状を野次馬根性で「報道」しているだけだということがはっきりしましたね。これを契機に、取材をする側も、ボランティアとして復旧に協力することを義務づけるべきではないでしょうか。移動する毎に、必要な物資を運ぶぐらいは、幾らでも出来るはずです。

以前、アフリカ飢餓の報道で、今にも倒れ込もうとする少女とそれを狙うハゲタカの写真を撮って何かの賞を貰った人が、散々に非難を浴びたことがあったでしょう。写真を撮る前に少女を救うべきだったということです。この理は、中越地震報道を始め、犯罪被害者や災害被害者を巡る報道全般に当てはまると思います。報道関係者には、自分たちは「中立」なのだと思い上がっている節があります。その場に居合わせているならば、被害者・被災者と同じ仲間なのだという姿勢をまず以て示して欲しいですね。

やはり韓国も核兵器開発？

濃縮ウランは核兵器級　韓国実験はＩＡＥＡ協定違反 (共同通信) - goo ニュース

やはり、韓国も、限りなく核兵器に近いものを開発しているのですね。う～ん、近未来的に、日本は、米国ばかりでなく、韓国の属国にもなるのでしょうか。テレビの画面にさえハングル文字が大流行ですし。パチンコ業界ばかりでなく、広範囲に亘って在日関係者が幅をきかし出すでしょうね。軍事力で圧倒する国に従うのが国是だなどとしていると、こうなるでしょう。やはり、暴力と背反する価値に重きを置かなければ。