picopandaのブログ

goo簡易ホームページとは違った味わいを出そうと思います。

今の学校教師の質

2004年11月19日 23時52分40秒 | Weblog
何年か前に、教員免許を取りたいので指導して欲しいという若者の訪問を受けたことがあります。彼の主眼は、小中学校の算数・数学・理科はまるきり分からないので、国語と社会だけで何とか合格できないだろうかという点にありました。私は、そういう人は免許を取るべきではない、と答えた上で、「ところで何をしているのですか?」と聞いたところ、何と「○○小学校教諭です。」と答えたのでした。

では、どうやって教師になったのかと聞くと、父親が××先生―地元のボスですね。―の後援会長なので、その力でなれたとのことでした。


日本全国全てがこうだ、とは思いませんが、かなり多いのではないでしょうか。民間の塾だったらば、なまじ学歴優秀で、出来の悪い子供の気持ちなど理解しようともしない人よりも、こうした人の方がいいかも知れません。ただ、それにしても最低限度の理解力さえなければ、せいぜいのところ、群盲象をなでるということにしかならないでしょう。

政治屋の圧力で公務員人事がひどく左右されるということも多いでしょう。しかし、教員採用という問題は、次代を担う人材を養成するという大事な任務の担い手の選抜という問題でもあります。ことは政治屋の一存―彼に幾ら寄付できるか?―などによって左右されてはならないのです。

日教組弾圧に汲々としている自民党政府が、他方では、自分たちの旗振りをしてくれる者の馬鹿息子・馬鹿娘を糞教師に仕立て上げてもいるのです。こうした背景を見据えなければ、学校荒廃や創造性劣弱化などの問題を真に解決することは出来ないだろうと思います。

公務員では…

2004年11月19日 23時29分31秒 | Weblog
特別支援学校の設置提言 中教審が中間報告 (共同通信) - goo ニュース

その趣旨・目的は立派ですが、これまでの特殊教育の現状に照らせば、公務員にお任せではおざなりの対応しか望めず、ためにする仕事だけに終わるような気がします。確かに、種々の障害に対するラベリングの点では優れているでしょうが、こうしたところの教員の中には、目の前にいる子供の状況を一向に改善することが出来ないままに、アルバイトに精を出している者が多いように見受けられます。又、ネットにはまりこんで、荒らし行為に特化している者もいるわけであって、ただ単に、「特別支援学校」などといった箱を作ればいいというものではないと思います。

やはり初動の誤り?

2004年11月19日 21時59分14秒 | Weblog
携帯追跡はメール受信後 小1女児誘拐殺人 (共同通信) - goo ニュース

警察が通報を受けた段階で、被害者状況を詳しく聞き出していれば、そうした携帯を所持していることが分かったはずなので、もっと早く対応できたと思います。多分、18時50分頃には追跡を開始できたでしょう。勿論、犯人側が電源を切っていたでしょうが、19時50分頃にワン切り発信があった段階で犯人の居場所が特定でき、20時過ぎにメールを送信した頃には、網にかけることが出来たかも知れませんね。女子中学生が車に引き込まれてわいせつ行為を受けた事件をもっと真摯に捜査していれば、そもそもこうした事件は、少なくともこの辺りでは起きなかったと思われます。やはり(この中学生の事件も含めて)初動捜査の誤りといったところでしょう。

奈良女児誘拐殺害事件について(2)

2004年11月19日 21時51分28秒 | Weblog
(今日の14:15頃に書いたブログに追記します。)
被害者が白い乗用車に乗っていった後、近くの公園で遊んでいたらしいですね。そうだとすると、犯人は、結構幼い面を持っているように思われます。もしかすると、少し遊んだあと、解放していたかも知れません。でも、そこで何かがあったので、拉致した結果となったのかなあ~、とも見えます。何となく、かなり以前にあった宮崎某事件を思い出してしまいました。

でも、その後の経緯を見ると、余りに異常な気がしますので、やはり計画的だったのかなあ~、と思えます。仮にそうだとしても、子供なら誰を標的にしてもいいと思っていたのでしょうか?何らかの予兆があったように思えるのですが。被害者側から見れば、何らかの逆恨みを買う出来事はなかったかどうかですね。(この点は、先のブログに書きました。)あと気になるのは、この被害者以外にも、以前に、声をかけられたり、車の中に引き込まれてわいせつ行為を受けた被害者がいたとのことです。その際に徹底した捜査をしていれば、そして、地域の人達がもっと防衛的体制を構築していれば、こうした事件は未然に防げたように思われるのです。新興開発地らしいので、どうしてもこうした事件は起きやすかったでしょう。

これまでの報道を元にすると、犯人は、被害者と公園で遊んだ後、車に乗せて南方に向かい、多分自宅で被害者を殺害してその写真を撮り、再び北上して死体を遺棄したと見られます。或いは、その一帯にある(完成間近の)新築・リフォーム工事現場を利用したかも知れません。(完成・引き渡しが済めば、跡は消えてしまうでしょう。)更には、大阪や和歌山から「出張」していたかも知れませんね。いずれにしても、犯人を異常者と決め付けるだけでは、その痕跡はどんどん消えていってしまうように思われます。又、犯人の足跡は広域に及ぶようなので、単独犯と決め付けているのも、問題だと思います。

どっちもどっち?

2004年11月19日 21時25分14秒 | Weblog
WTO が米国のオンライン賭博禁止にノー (Japan.Internet.com) - goo ニュース

WTOとは、たとえ国際的であっても、資本家の私的な集まりと言えるでしょう。それに、そもそも賭博は、少なくとも道徳的には唾棄されるべきものです。ですから、どっちもどっちなのですが…。でも、賭博を国境をまたいでさえ奨励することになるようなことは許されるべきではないと思います。その限りでは、アメリカ側の言い分に軍配を上げたい気がします。

付き合う相手が悪いと、こうなる?

2004年11月19日 21時14分17秒 | Weblog
宮城球場改修、「中越地震のよう」 浅野知事が発言謝罪 (朝日新聞) - goo ニュース

楽天広場に荒らし屋本舗が横溢するのを放擲している楽天などと付き合っていると、言論の自由などといった民主制の根幹に位置する規範的価値に対する姿勢も崩れ去り、悪の枢軸にのめり込んでいくために、こうした発言をしてしまうのでしょうね。この知事は東大法学部出身だそうです。年齢的に見て、例えば憲法では誰の講義を聴いたのか、おおよそ見当がつきますが、成績は芳しくなかったのではないでしょうか。さもなければ、球場再建などを口実とした実弾攻勢に屈服したのかも知れませんね。浅ましいことだと思います。

国際人身売買の中核基地?

2004年11月19日 21時06分43秒 | Weblog
外国人女性被害者を犯罪者扱い…人身売買実態で報告書 (読売新聞) - goo ニュース

有名な下館事件、桑名事件のいずれの場合も、日本の刑事司法は、国際人身売買機構を敢えて不問に付した上で、被害者側女性こそを厳しく罰しました。彼女たちが入国する際には、背後に暴力団などがいるために不問に付し、徹底的に搾取されて、組織にとって用済みとなった後にのみ入管法違反などで立件して強制送還するという日本政府の対応は、まさに国際人身売買機構に対してのみ徹底的に奉仕するものであると言うことが出来るでしょう。ロシア系少女の人身売買機構の中継基地であるコンビニ(実質的経営者の顔ぶれなどからも広域暴力団の企業舎弟であることは明らかです。)に防犯指導のビラを置いていくだけの日本警察も、背後から国際犯罪を支援していると言うことも出来ると思います。「組織暴力事犯は絶対に捜査できない」だの「如何なる被害に遭おうともおよそ告訴などするものではない」だのとうそぶいている警察暴力は、共犯であることを自白していると見ることも出来るでしょう。池袋警察署直近ホテルロビーにたむろし、蛇頭幹部と共謀を恣にしている畜群―その一味には、池袋警察署近辺で裏ビデオショップを経営している者もいるでしょう。―を放置するなど、その悪行は広く蔓延していると思われます。日本は、国際テロ組織にとっても極めて便利なところなの―だからこそ北朝鮮拉致事件などが手つかずのまま継続されてきたわけです。―でしょうが、そのことは、彼らとも連動している国際人身売買機構にとっても、極めて都合のよいところであることを示しているのではないでしょうか。

《felony-murder rule》の適用は?

2004年11月19日 20時41分50秒 | Weblog
借金取り立てで賠償命令 家庭崩壊、妻殺害に発展 (共同通信) - goo ニュース

妻殺害に対する刑事判決の子細が分からないので、何とも言えませんが、責任の点で減刑されていたのでしょうか。

ミクロ的には、夫が妻を殺害したという事例に見えると思います。しかし、マクロ的には、暴利貸しが被害者側を暴力で囲繞し、それによって構成されざるを得なかった被害者側の攻撃的防御姿勢が、妻殺害という思わぬ結果を招いたのではないか、と思われます。

暴利貸し側には、妻殺害の故意はなかったと言えるでしょう。しかし、司法裁判とは、過去の歴史的事実を探究するものであってはならず、規範的にどう評価できるかを問題にすべき場だと思います。

例えば、銃を持った強盗団が事業所に押し入り、全員に伏せているように命じただけで、直接暴行などを加えたわけでなくとも、事業所職員に心臓病を患う者がいて、その場で過度の緊張を強いられたために発作を起こして死んでしまった場合などにおいては、強盗団の所為が被害者の心臓病発作を引き起こしたと評価できるわけですから、彼の死に体しても強盗団は故意があったと規範的に評価すべきことになるはずです。

表記のニュースの場合に、暴利貸し側が如何なる攻撃態様で被害者側を追いつめていたかが問題ですが、家族崩壊という結果から見ても、被害者側に妻殺害などの結果を招くのは必然だったように思います。そうであれば、刑事裁判において処罰されるべきだったのは、被害者側の夫ではなく、暴利貸し側だったと言うべきなのではないでしょうか。

強盗団と警官隊が銃撃戦となり、強盗団の一人が警官隊の銃撃によって死んだ場合、強盗団の襲撃が警官隊との銃撃戦を招いたわけですから、強盗団の一人の死の責任も、現実に狙撃した警官ではなく、強盗団の生き残った全員に科せられるべきではないか、という議論もあって然るべきだと思います。

奈良女児誘拐殺害事件について

2004年11月19日 14時15分07秒 | Weblog
(1)児童を誘拐しようとする場合、普段の下校時間である15時過ぎ頃から待ち伏せするのが普通だと思います。(低学年を狙う場合は、もう少し早いかも知れませんが、二学期も半ばを過ぎた今時分なら、早くても14時過ぎではないでしょうか。)13時半頃にはもう待ち伏せしていたということは、学校行事で帰宅が早くなるのを知っていたのではないでしょうか。被害者と同じ学校に通う子供を持つか、そうした事情を知りうる立場にある人が思い浮かびますね。少なくとも、その地域に住んでいる者でしょう。

(2)被害者が声をかけられ、少し話しただけですんなりその車に乗り込んだからには、知り合い、或いは、少なくとも顔見知りであった可能性が高いでしょう。或いは、被害者の家庭内部のことを挙げて話題にしたので、被害者も犯人を信用してしまったかも知れません。被害者の家族側は気付いていなくても、犯人側は被害者側を以前から注視していたと思われます。訪問販売などで被害者宅を訪問したことのある者などが、そのセールスがうまくいかなかったことを根に持っている場合などが想定できますね。(まあ、それにしても異常性が突出してはいるのですが。)

(3)メールを送りつけてきたことに照らせば、被害者側に恨みを持つ者である可能性が高いと思います。この観点からも、被害者と具体的な接点を持っていた者であると言えるでしょう。尤も、その接点は、被害者側としては接点としては意識していなかったものであるかも知れません。

(4)今分かっている範囲のことに基づいて判断すると、犯人は被害者を拉致したあと、多分自宅に連れて行って風呂に入れ、風呂の中で溺死させ、死体を自宅のソファーにおいて写真を撮り、歯を抜くなども含めて体を傷つけ、服を着せて放置現場に向かい、途中でメールを送ったと思われます。ある意味で家庭的な雰囲気の中にいる者ではないでしょうか。

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車から声をかけて拉致するという所為は、相当昔から用いられており、露見していない事例も含めると相当数に上ると思われます。被害者が兎も角も生きて帰ってきたというだけで、うやむやに済まされている場合も多いのではないでしょうか。

私が昔目撃した例を挙げます。そこは今までは畑だったところで、当時としては開通して間もない道路だったと思います。下校中の女児に併走するワゴン車から盛んに声をかけ、窓から腕などを伸ばしているのが見えました。更に車が一時停止し、女が女児を捕まえようと腕を伸ばしながら降りようとするのを見て、その後ろを走っていた私は、クラクションを鳴らしました。もし、女児の親・親戚・近所の人などであるならば、相手側はそこで車を止め、先に行くように合図を送ったと思います。しかし、猛烈なスピードで走り去ったのでした。私としては、早く行こうとしているのに邪魔だなあ~と思っていただけなのですが。あとになって、もしかすると誘拐未遂だったかも知れない、と気付いたのでした。ワゴン車は工事関係車両であって(工具などが後ろから見えました。)、男女数名が乗車していましたね。その女児は、完全に無視、或いは回避行動を取っていましたので、大事には至らなかったと言える面もあるでしょう。

表記の事件は、最近になって目立つようになった特異な事件ではないと思います。昔からある事件なのですが、昔だったら、そして兎も角も被害者が無事だったならば、(多分、被害者の親の立場からも)「あら、そう。」で済まされる事件が、最近は注目されるようになったというだけだと思います。