おじさんの瞑想
いままで、「まちおこし」や「むらおこし」は、地域にまず「ばか者」がいて、最初はだれにも相手にされなかったが、U・I・Jターンしてきた人(よそ者)が参加し、ついには若者も巻きこんで大きな流れになった、という成功パターンをまとめた本が多いのです。
しかし、地域の特色を活かした商品を産業化するためには、マーケティング、商品企画、生産・流通などの工程が必要になります。従来の「よそ者、若者、ばか者」は特定個人に依存するという発想から抜け出せない現状が有害だと考えます。
これからは、マネジメントすることが必要なのです。様々な活動を事業にまで掘り下げていくため、「よそ者、若者、ばか者」でなく、「リーダー」「マネージャー」をどう見つけ、育て、活躍してもらうかが今後の課題となっていると思います。