テイルゲート・パーティー

「テイルゲート・パーティ～　なんじゃそれ？」

３０年以上前、サンフランシスコのキャンドル・スティックでのＳＦジャイアンツの試合を見に行った時のことです。

野球の試合開始は午後一時、集合時間はなんと２時間前と知らされ駐車場に集合しました。

誘ってくれたジョーのピックアップトラックの後ろの扉を開けて即席のバーをご開帳。ビール、ワイン、おつまみ何でも揃っていて試合開始までには完全に出来上がってしまいました。

車の後部扉のことを　テイルゲートと称し、アメリカ人はよくここで　tailgate party(リンク　ウイキペディア）を楽しみます。

アメリカのスポーツ競技場内は選手達の安全上の理由から瓶と缶の飲み物の持ち込みが禁止されており、入場の折厳しくチェックを受けます。

ホームランを打って三塁を回ったところで三塁側スタンドよりビール瓶が飛んで来たら怖いものね。

飲みたければ球場内の売店で紙コップ入りの物を買わされる訳ですがこれがとてつもなく高いのです。独占販売なので当然そうなります。

そこで入場前にしこたま飲もうとなる訳であります。今はどうなっているか知りませんがさすが車社会のアメリカ、３０年前はほとんどの人が飲酒運転に抵抗はありませんでした。


さて今日は久々にＨ船長と海に出ることに・・・。

係留してある波止場は干潮時には船底が陸にあがっていて出港できないのでした。


「まだ１時間は船が出せないので　テイルゲート・パーティーにしおうや～。」　とＨ船長。


前回この言葉を教えたらすっかり気に入ったみたいです。


本日の釣果はアジ、イワシを主にざっと二人で１００匹以上。
大物賞は不肖わたくしのチヌ（黒鯛）でした。




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