噂のち〇こかぶり
5月31日に左手親指に名誉の負傷を受け苦節三週間、傷いまだ完治せずとも海が呼んでいるのだ。
指サックで完全武装の上、雨の予想にもかかわらず出かけたのであった。
「 天気予報もあてにならんの~。9時ごろに大雨の予報じゃったがこりゃ~持つかもしれんの~」 祐ちゃん
誕生日のプレゼントでもらったと云う大吟醸の冷酒をチビチビやりながら釣果も快調に余裕の表情。
一方、僕の方は密かに大物を狙って鯛ラバ釣りに挑戦したのであるが・・・
「 これだけ船が出て生きたエビをばんばんまいちょったら疑似餌じゃあかんは 」 K船長

K船長
船長の云う通り一度もあたりなく手釣り生餌に即復帰した途端強烈なあたりが!
かなりの引き応えでしめしめと大喜びも束の間 「 あっ ああ~~ 」 逃げられてしまったのであります。
「 惜しかったの~ 糸がキュッキュッ鳴りょ~たけ~かなりの大物じゃろう~ 」 祐ちゃん
はいそうなんです。逃げた魚はいつもでかいのです。
その後、僅かなアタリにあげて見れば小指の先ほとの見たこともない魚。
「 船長 これなんじゃろか? アブラメの子かしらん? あ痛っ 大口を開けて噛みつかれた。 」 僕
「 わしら~ ち〇こかぶり ちゅ~て呼んじょるがトラハゼの子じゃろう~ 」 リリ-スと相成りました。
「 蒸れて暑つ~てやれん 」と祐ちゃん、完全防備の雨具を脱いでしまった。
お昼になってザ-と雨に降られる。僕は一旦脱いでいた雨具を慌てて再装着。
「 この雨や~ すぐ止むじゃろう~ 」 とあくまでも慌てない祐ちゃん
「 うっ わ~ なんじゃこの引きは?! 」 祐ちゃん
あがって来たのは胴体を半分に食いちぎられた白ギス一匹。

犯人は猛者かエソか? とにかく獰猛な大型魚に違いないのでありました。
昼から納竿まで約二時間、雨は降りっぱなしで祐ちゃんはパンツの中までビショ濡れ状態。
「 よっ 水もしたたるいい男! 」

釣果 鯛24尾ほか 計43匹 (3人合計)
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