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酒と釣りの友 天国の mさんヘ

ゴキブリの語源について

2017-08-01 16:49:33 | 生き物たち
図書館で借りた子供向けの本が面白い。

先日読んだのは日本少年文庫の「いい虫わるい虫」筆者は奥井一満。

それによると、ゴキブリは昆虫の中でももっとも古くから地上に出現した生き物だそうです。古生代の中頃、今から3億5千年ほど昔のこと。

一方、ヒトはせいぜい数百万年の歴史しかないとのこと。ゴキブリから見ると我々人間はついこの間生まれてきたばかりの

洟垂れ小僧でしかなのでありました。ゴキちゃん、おみそれしました。昨日、スリッパで大たたきしてごめん。

さてそのゴキブリの語源を初めて、この本により知りました。

その部分を引用いたします。

『日本語のゴキブリは「御器かぶり」からきたことばといわれ、室町時代には使われていたといいます。

「御器」は食器のことで、「かぶり」はかじることです。たぶん、食器についた残飯を、暗い台所で

かじっていたことからついたよび名のようです。(中略)ヒトは知らず識らずのあいだに、ゴキブリの生活を助けました。

ゴキブリは、少しだけヒトの食べ物を失敬しました。しかし、そのわずかのゴキブリが、ヒトの不潔な面のはこび屋になった

ために、目の敵にされる昆虫になってしまいました。』

ゴキブリ自体は決して汚いものではなく、人間のつくりだす汚い環境こそがばい菌や病原菌の温床をつくっていたのです。

は~そうでしたか。汚いのは人間の方だったんですね。今度出てきたら少し優しくたたいてあげるから許してちょうだいね。

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