月曜の朝、ビジネスマンが目立つ27階のラウンジで朝食を食べ、
かさばる荷物は宅配に頼んでチェックアウト。
出勤する人たちと歩調を合わせるように足早に、
まだ店があいていない駅の構内をつっきって八重洲南口のバス乗り場へ向かった。
昨日の迷走ぶりが嘘のように(?)たったか歩いて思ったこと。
「やっぱ都会の人ってよく歩くわ・・」
会社に行くのにあんなに広い駅をスタスタ毎日歩いていたら、
きっとそうは太らないだろう。
おかげで予定より1本早いバスでスカイツリーへ向かった。
普段は下界で生活しているので、高層ビルがにょきにょき建ってる中にひときわ高いツリーを見ると、
やはり上ってみたくなるのが人情というもの。
ソラマチのTBSショップで『倍返し饅頭』を買おうというミーハー的発想で、
早く着いたのに開店するまでスカイアリーナで時間待ち。
その間、天空の雲が流れる様子を眺めていたけど、一瞬晴れたかと思うとまたすぐ雲ー
後で聞いたら、その日は入荷予定がなくて翌日入荷するんですと。
(なんなんよ~早く言ってよ~!)
東京駅のショップ前でも朝から並んでいた人がいたんだけど、
あそこでは買えたのかな。
なんだ、さっさと上がればよかった。
さっきまで晴れてた空も再び曇り、その時点で人はうじゃうじゃ、上りも下りも人人人。
もちろん天望回廊451.2mまで上がったけど、上に行くほどいまいち視界悪くて残念!
もっとスカ~ッと晴れてくれなきゃ、チケット代損した気分になってくるよ。
「4人で1万円として今日の入場料売上いくらよ?」と、余計な計算をしてしまった。
あっという間にお昼になって、予約していた水陸両用のスカイダックに乗る時間。
すっかり空は晴れ、お昼は後回しにして待ち時間に抹茶のソフトクリームを食べた。
子供連れが多く、40人乗りのバスはほとんど満席。
じつは大きな勘違いをしていて、これって隅田川は全く通らないのです。
錦糸町や亀戸の商店街を通り、旧中川でスプラッシュしてちょこっと川中に入るだけ。
しかもその便だけお昼時のためか、荒川のロックゲート体験も省略とは聞いていたけどね。
走っているとカメラを向けたり手を振る人がたくさんいて、若くて可愛いガイドさんも超元気。
吹くとアヒル(ダック)の声がする笛が配られて、ブーブー鳴らしながら町を走り抜けたのでした。
のんびりゆっくりしようと乗ったのに、ガイドさんに受け答えするのが忙しく、
妙にハイにさせられる地元密着型の下町ツアーでした。
そんなこんなで2泊3日の珍道中は無事終わり、ただ今ダンナがアルバムを製作中。
特別グルメな旅ではなかったけど、
最高到達ポイント451.2mから海抜ゼロ地点まで、盛りだくさんで楽しかった。
一度も夫婦げんかすることもなく過ごせたし。
足はジンジン、よく歩いた!
そう言えば、横浜のバスの座席に落とした万歩計が無事に戻ってきて、
上品な口調のベテランガイドさんとバスターミナルの方に感謝です!
それにしても・・旅行記というより1か月越しの回想記になってしまった。