ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

地震見舞の里帰り

2016-05-12 06:57:18 | 日記

2016-05-12

 


今日も夕方、熊本で震度4の地震があったようだ。
もうすぐ1か月になるというのに、いつまで余震が続くんだろう・・

GWの3連休、故郷のことが気になり、1人で里帰りしてきた。
いつもは博多から高速バスで帰るけど、復旧直後の高速道路が渋滞して、
一部、片側通行でかなり時間がかかるということで断念。
急きょ福岡行の飛行機のチケットと新幹線の指定席をとって帰った。

臨時便ではあるけれど、初の九州新幹線☆彡  
博多ー熊本間が40分! 指定席だから隣りもいなくて広々快適♪
ホントお金さえ出せば、3時間半で妹と再会できるのね!
いやこれも、震度7で脱線した新幹線を重機が入らないような状況の中、
全国のJRの人たちが昼夜通して手作業で復旧作業してくれたおかげだ。





着いたのはちょうどお昼どき。
雨の中、駅近くの行列のできるラーメン屋に並んだんだけど、
道ひとつ隔てた向かい側の店には赤紙が貼られて営業停止状態。
その並びの家々は完全に壁が落ちていたり、ブルーシートがかけられ
どこも震災ゴミが家の前に山積みになっていた。

下の妹が「ちょっとここら辺はひどいよ」と案内してくれた通りは、
まるでトリックアート。一見普通のように見えて、よく見ると、
その通り2~300mずっと、看板や両側の家々が右は東側に全部傾き、
左は西側向いてそっくり返っているのです。
まるで道の中央が隆起したみたいで、液状化していているところもある。
昔は川があった場所だったらしく、まだ新しい家もたくさんあったのに。
妹の家も、リビングに座ってると平坦じゃなく、後ろに傾いている。
ビー玉を床に置くと、場所によって迷走する変な感じ。

家は方角とか日当たりなんかは気にするけれど、地盤までは考えないし、
最初から地盤が弱いとかわかっていたら住まないよね。
ホント、道ひとつ、区画ひとつ違うだけで、赤紙だの黄紙だの緑紙だのと
明暗が分かれることに、背筋が寒くなりました。

上の妹の家は東区の最東端。
かの益城町のすぐ隣りとあって被害も甚大で、道路はボコボコ・・
でも、妹の家の6区画だけはウソみたいに無事だった。
家の中はテレビが壊れて食器も全滅だったけど。
たった2軒先のお宅はほとんど全壊状態。立派な大きな家なのに・・
マンションの住民も住めなくなって全員、立ち退きしたとか。
その先からはもっと悲惨で、ぐしゃっと潰れた家を片付ける人たちの中、
通り過ぎるだけで心がしめつけられた。

みんなで話している間も余震が多い時は1時間に4回くらいあって、
しっかり震度2と3の区別が判るようになってしまった。

長くなるのでつづきは後ほど・・


コメント
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