ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

毎日がエイプリルフール

2020-04-01 19:32:31 | 日記

4月になりました。

毎年、エイプリルフールには他愛のない冗談を言い合うけれど、
最近のコロナの広がりは、これ以上悪いジョークはないと思えるくらい
信じられないことばかり。
あの志村けんが亡くなるなんて・・これには絶句した。
だから、今年はわざわざ冗談を言う人は周りにひとりもいなかった。




首都圏や大都市ほど感染者がいない平和な地方都市。
感染しないよう気をつけながら、どこか他人事のような感じでいたけど
とうとう、お葬式に集まった人たちからクラスターが発生したと聞いて
「いよいよこっちに来たね。ちょっとやばいね」と皆、青くなった。
会社でもやっと、社内に感染者が出た場合の対応を話し合ったり、
マスクの残り数を調べたり、今になって少し慌て始めている。

市内の通夜や葬儀に参列していた東京在住の男性の感染が確認されて、
一緒に参列していた50~80代の男女4人に陽性が見つかったそうだ。
もう1人70代の男性は、単身日帰りで東京出張から帰った後に発症した。

ヨーロッパから帰国した人がウィルスを持ち帰るのはわかるけど、
東京から帰った人たちが陽性になって地元の人にうつすというのが怖い。
それだけ都会には、強いウィルスが蔓延しているということだ。

葬祭業を営んでいる弟が、日頃からそのことをしきりに気にしていた。
参列者には、東京や大阪から飛んで来る人がたくさんいるし、
ご遺体の死因は、単に検査を受けてないからわからないだけ。
ホントは陽性かもしれないわけで、いつ感染するかハラハラしていると。

最近は、死後24時間以内に火葬し、近親者だけの密葬にする人ばかり。
以前のようにお棺に花をいっぱい入れて故人を偲ぶということもなく、
遺族としては悲しみの中、やりきれない思いを抱く人は多いと思う。

火葬場での食事禁止や立ち合い制限の連絡が来ているらしく、
また実際にコロナの死者が出た場合の対応のメールも届いているそうだ。
なのに防護服とか用意しようと思っても、すでにどこも売り切れ!

そういえば、土地を買ってくれた病院の先生も言っていた。
医療現場なのにマスクは薬局の行列に並んで買うしかなくあと残り1箱。
消毒液は注文しても在庫切れで来ない。
患者さんがもし陽性とかであったなら、濃厚接触しているわけで、
一度2週間くらい病院を閉めて、スタッフの検査をしようかと思うって。
患者さんも花粉症の季節なのに用心して来ないのか、相当減っているそうだ。

そして、内科・胃腸科病院の受付をしている妹いわく、
発熱して、レントゲンに肺炎の影が見える、かなりやばそうな患者さん。
発熱外来に電話しても、いつも話し中でなかなかつながらなかったり、
コロナが発生した病院に通っていた患者さんが、
「病院変えて来ました」とか言われると、内心穏やかでないよね。

患者さんは選べないし、ご遺体は拒否できないし、
危険がいっぱいのわりには、オイシイ儲けは全くないし。。。

ともかく、そんな話に事欠かない現状です。

あ、東京に移住した息子ですが、
初日にスーパーの大行列に屈して買い物を諦めたものの、
なんとかコンビニ弁当にありつけて、
翌日、空いてる時間にスーパーで食材や生活用品を無事購入。
翌々日、たまたま訪れていた薬局でマスクが売っていて、
なんと、60枚入りの箱入りマスクを1箱定価でゲット!!

案外、生き運があるのかも。。
無事、東京でしたたかに生きのびてほしいものです。




コメント
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