いつもリビングで時を刻んでくれていた鳩時計。
ハトは元気だけど、電池を入れ替えても時計の針が狂うようになってしまった。
今は亡き、父の還暦祝いのお返しに貰ったシチズンのポッポ時計🐦
まだ平成になったばかりの頃だから、35年近くも動いていたことになる。
毎日、うるさいくらいに"ポッポ、ポッポ"と鳴いてくれた、我が家のシンボルだ。

確か、下の妹のダンナさんの勤続10年か何かのご褒美で
会社からもらった20万円分の旅行ギフト券で行こうと誘われ、
両親と私達それぞれの家族が、熊本、延岡、松山から別府温泉に集合。
杉乃井ホテルに一泊して、皆で食事を囲んだのもいい思い出です。
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時系列を後々よく考えてみたら、この別府旅行は還暦祝いではなくもっと後のことでした。
お返しに鳩時計をもらったのは結婚していた私と上の妹、独身の下の妹は腕時計だったし、
由布岳の前をドライブしている時に、「硝子の少年」がBGMで流れていたので
還暦祝いの8年後、1997年以降のことだと判明。
(昔の記憶はごっちゃになりますね😅 )
この時計が送られて来た頃は、まだ子供たちは小さくて、古くて狭い借家住まい。
4畳半の居間の壁に掛けると、一気に明るく可愛い雰囲気になって喜んだものです。

まだ外見もきれいだし、思い出が詰まったものだから修理に出そうと見積もりを取りまして、
シチズンのポッポ時計は、現在、リズム時計工業が製造しているそうです。
送料は実費で、修理代が12,000〜14,000円かかるそうで、新品が買えるお値段。
どうせ買い替えるなら、同じ鳩時計しか思いつかない!と、
一番、色とデザインが似ている新しいものを買うことにした。
前より森の巣箱っぽい茶色で、扉は開きっぱなしの令和版。
ハトの鳴き声もオブラートに包まれたように柔らかくて少し物足りないけど、
マンションなどではこのくらい抑えた音がいいのかもしれない。

あの頃の父と同じ年代になって、2代目の鳩時計。
これからもよろしくね💗
ちなみに、今までのは捨てるには惜しいし、父に悪い気がして、
しばらく机に飾っておくつもりです😊