記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

岐路に立ったリカルド・レゴレッタ

2006-08-16 | リカルド・レゴレッタ
arq.リカルド・レゴレッタは1968年二つのビルを完成させています。
一つはホテル カミノレアル(メキシコシティ)、そしてもう一つがこのビル、名前をセラネセビルと言います。

彼いわく、この二つの建築はメキシコ建築の将来性を模索して生まれたものだそうです。
カミノレアルは、メキシコの土着文化から生まれた、大地に根ざした建築、そしてセラネセは、メキシコ建築のハイテクの可能性を試みたことだそうです。

カミノレアルは彼の代表作となり、彼の名を世に出す結果となりましたが、同時期にこんなビルを設計していたのはあまり知られていません。