株式会社プランシードのブログ

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その322.信楽焼

2017-04-13 07:36:49 | 制作会社社長の憂い漫遊記
その297.信楽焼
今夜はきんぴらごぼう、
日本酒派の私にとってグンバツの一品だ。


(焼き入れ前)

実はこの器は信楽焼で、
私が焼物教室でコネコネしてつくった作品。
だからというわけではないが
今宵のきんぴらの味は格別である。
この焼物が気に入って、
前回の社員旅行でもコップの絵付けをした。
焼きあがったコップはいまいちだったが、
兵庫県出石に行った折りに
沖縄風の魚と蟹を絵付けした器は気に入っている。
淡路に行った時には瓦を表札にして焼いてもらったが、
立派すぎて掛けるに掛けられない。
マンションには合わないのだ。
さりとてこの表札のために一戸建てを建てる訳にもいかない。
今は本棚に飾られているが、
いつしか粗大ごみになる運命かもしれない。
どう考えても一戸建ては無理だもんなぁ。

という訳でここ数年、焼物にはちょっとハマっている。
焼き上がった器を飾っていても可哀想なので使うが、
欠けたり、ガチャンと落として木っ端微塵になることもある。
それが器の運命だから仕方ない。
自分でつくったオンリーワンなので
バラバラになった姿にその日は落ち込むが致し方ない。
で、何かの折に体験焼物教室があると、
つい飛び込み新作をつくるようにしている。
割れた器の仇打ちだ。
回を重ねるとだんだん見られるようになるものだ。
少なくとも割れた器よりも良くなって再生する。
こうして陶芸にのめり込む人が多いのだろう。
確かに魅力的だ。

陶芸は人類が生まれてきた時に
道具を作る技術として生まれたのだから古代からある。
私のDNAにも古代人の血が流れているので、
器を見ると血が騒ぐのかもしれない。
時代を越えて生き残り、いまだに進化し続ける技術だ。
新しいと思う技術も、実は古い技術をベースにして再生している。
古いものはみな敬意と注目に値する。
近所の公民館で陶芸教室を開催しているが、
まだ通うほどのめり込んでいない。
それでもつい入会ポスターは見てしまう。
このままだとハマるかもしれない。
老後の楽しみにとっておこう。

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