株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
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その425.助手である助監督のあるべき姿

2019-07-04 06:46:30 | 制作会社社長の憂い漫遊記
我々の業界では監督の助手を助監督と呼ぶ。
他の業界では、アシスタントという業種で存在する。
ではアシスタントのあるべき行動とは?
チーフの指示されたことを行なうのがアシスタントなのか?
否。私は違うと断言する。
指示待ちがアシスタントのあるべき姿ではない。

私達の業界では「監督になりたい」から助監督になる。
「カメラマンになりたい」から撮影助手になる。
「主役」になりたいから脇役で腕を磨く。
職人の世界も同様。あくまでも、なりたいから、やりたいからが
動機でなければならない。
しかし、ビジネスマンは部長になりから平になるわけではない。
企業名や業種で会社を選び、せいぜい偉くなりたい位が動機だ。
そんな中で助手としてどうあるべきか?
モチベーションをどう上げて日々夢中に仕事に取組むか?
世の中、やりたいからが理由で仕事についている人はそう多くない。
おカネのため、家族のため。
それが理由で入社してもよいのだが、
それだけでは、どうやって日々やる気を維持するのか難しい。
そもそも仕事にやる気が必要か?と思っている御仁もいるとは思うが・・・
勿論、環境や給与が良い方がいいにきまっているが
他の会社からとらばーゆした人でないと他とは比較できない。
大企業ほど入社以来、会社一筋という人も多い。

私はギャラで仕事量を調整できない。
ギャラが良くても良くなくても結果的には全力投球してしまう。
働き方改革が叫ばれてはいるが、
毎回全力投球では生産性は悪いのかもしれない。
しかし働いてしまう。やっちまう。
私はそれで良いと思っている。
きっとその姿勢はスポンサーに伝わり続編依頼がくると信じている。
だから、次回依頼がくるくらいの気概で仕事をやらねばならない。
とはいえ、四つ葉のクローバーは、なかなか見つからないのだが・・・

運転席の横の席を私たちは、助手席と呼んでいる。
助手が座る席だから助手席のはずだが
私の運転する車の助手席に座る新入社員はグウグウと寝ている。
それを見た後部座席に座るベテラン社員が一喝!
「運転手が寝ないように話しかけたり、左右確認や
地図での案内などをするのが助手席に座る助手の役割だ!」
確かに、ダカールラリーなどのカーレースでは
助手が大きな役割を担っている。助手次第で勝敗の行方は変わる。
飛行機でも助手は大きな役割を担っており安全飛行には必要不可欠だ。
助手と言う職業であり、役割である。
こう考えれば助監督は助監督と言う職種であり
監督からの指示待ちでよいのかと問いたくなる。
一般企業でも同じではないだろうか!?指示待ちが助手なのだろうか?
その人の心構え次第。心構えから産まれる行動がすべてだ。
令和になって2ヶ月が過ぎた。心構えを変えて令和にチャレンジしよう。

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