その４６２．納品完了、請求書送付

超大作・入社案内が完成し、無事請求書も送付できた。
思えばこの作品はスポンサー社長はじめ担当者の皆さん、
および出演者の皆さん、全ての方々が協力的で前向きに
対応してもらえたので名作になる運命をもって制作が始まった。

では名作とは何なのか？
それは、わかりやすいこと、
そして見終わった時に力がわいてくる作品だ。
そのためには
①ワンテーマであること
②ある程度長尺であることだ
と私は思っている。
今回は入社案内に特化したのでワンテーマ。
あとは長尺でも時間を感じさせない構成だが、
これは監督の技量にかかっている。

映像は引き算だ。
画面から目や耳に飛び込んでくる要素をいかにカットし、
聞いていない音が聞こえてきたり、
見えていない画像が浮かぶよう引き算をしていくことで想像力が働く。
足し算の作品は見る人の想像力をシャットアウトしてしまうから
与えられるだけになってしまう。
引き算こそが想像力を掻き立て、
よりインパクトをもって脳に叩き込まれる。

映像監督はヒッチコックに代表されるように、
全ての監督が引き算を駆使する。
残念ながら私はまだまだその域に入っていないが、
PR映像の本旨であるわかりやすさの域には
片足を突っ込んでいると自負する。

ということで今年最初の納品は完了し、
請求書No.１を無事送付できた。
本当にありがとうございました。

▲真っ暗だった朝６時半、今は少し明るくなってきた。でも寒い。。。

ということで並行しているミッションに力を注ぐため
（巻き返すため）一人ブラック企業に邁進する。
今は無事納品が完成し、テンションがアゲアゲになっている。
編集作業時の「めんどくさ」「あーやめたい」「誰か替わって」
というマイナスイオンがない。今がチャンス！
気分アゲアゲの内に編集で一旦停止していたミッションを
全て巻き返すのだ。おー！
やっぱり私は仕事が好きだ。
そして今日も一人ブラック企業と化す。