その１２９．ちげぇねえや！

悲しい人っているよね～。それは不満の塊の人。
不満を持つのはかまわない。
ただしその不満は己の能力に対して持つべきで、
人のせいにしたり、ましてや人や物にあたってはならない。
私見ではあるが、怒りっぽい人のほとんどが、
その不満に対してキチンと向き合わず、
ただ苛立っているだけのように見受ける。
もちろんイライラが病気の人もいるが、
病気でない人はいつも意識して
イライラを克服する努力をしなければならない。
両親が注意してやるか、
勇気のある友人や先輩ならぜひ諭してほしい。
せっかく凄い才能を持っているのに使えずにいる。
むしろ才能のあることを知らないからこそ、
すぐに苛立つのかもしれない。とても悲しい。
一人で生きているならそれでもよい。
だけど社会の中で一緒に誰かと生きている。
中にはそれがわかっているから
人前で苛立ちを体現している人もいる。
一人で生きていたら、きっと苛立ったりしないのだろう。
あるいは寂しがり屋さんなのかもしれない。
とまれ、苛立ちをすぐに現す人が一人いるだけで、
周りの人は不幸になる。
「キレる人」は増殖しており、
そういう人がスポンサーになることも多くなってきた。
そんな人に対して、スタッフなら叱ることもできるが、
流石にスポンサーともなるとそうもいかない。
同じ会社にもかかわらず、先輩が後輩を叱ることもなくなった。
まぁ怒ってみたところで、無視されるか、
私とは合わない人と一刀両断されて以上終わり。
怒り甲斐もない。諭したこちらが虚しくなる。
かくて注意する人がどんどん減り、
傍若無人な輩が巷に溢れることになる。悲しいことだ。


　　　人生は長いからイライラしないで楽しんで生きましょう

私の娘達はちゃんと社会人として、
礼節とやる気のある社会生活を送っているだろうか…
税金を払ったから社会人になれたわけではない。
義務とは責任を負うこと、だからからこそ社会人なのだが…。
今更ながら親として
人様に迷惑をかけていないか心配になる。
上司の愚痴ばかり言っているのではないか？
愚痴る前に、先輩に何か言われたら反論を考えずに
「ちげぇねえや」と素直に受け入れてみようよ。
そしてまず行動してみようよ。
新社会人よ、頼んだぜ。