株式会社プランシードのブログ

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その300.不惑???

2017-01-26 05:33:33 | 制作会社社長の憂い漫遊記
その294.不惑???

同窓会を行うための準備の寄合があった。
この寄合とて久方ぶりの級友に会うわけだから充分ミニ同窓会だ。

さて、ミニ同窓会であれ本番の同窓会であれ、
同窓会には基本的に人生がうまくいっている人間しか集まらない。
「いまどうしてるの?」という問いに答えられない人はそもそも参加しない。
精神的に病んでいたり、借金に終われている人は
その問いに答えられないから欠席する。
ある意味非常に明るく健康的な会が
オッサン&オバハンたちの同窓会だ。

ただし家庭がうまくいっているかいないかは別。
十代の多感な時期に損得なしでジャレ合った気のおけない仲間なので
日頃の己の家族の己に対する悪行を大いに愚痴る
チョー辛辣な大愚痴大会になる。
愚痴のテポドン発射。
愚痴のノドン発射。
愚痴のムスダン発射。
こうして愚痴のミサイル3連発となる。

時には旦那の愚痴とカミサンの愚痴が合間って盛り上がれば
禁断の恋に堕ちいる場合もある。
しかし二十代、三十代ならいざしらず、
流石に五十を超えてのおいらくの恋は双方がひく。
男性は「どうせなら若い女がいい」と思っているし
女性も「なんで今さらオッサンと」と躊躇するからだろうか。

しかし五十を過ぎてからの同窓会は、
己の人生がどうだったのかを振り替えることができる
いいキッカケを与えてくれる。
子育てと家のローンのために怒涛のように働き続けているので
「人生」を考える時間もヘチマもない。
しかしそれが終わる五十肩世代になると、
このまま何のために働くのかを考えるようになる。
誰のために働くのかではなく、自分のために働く。
そうなるとどうしていいのか即答できない。
暇は人を新たな苦悩へと引き込む。
私とて同様だ。四十は不惑というが五十にして迷っている。
あぁ、ドラえもんのどこでもドアが欲しい。

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