仕事で良食味米生産のことを調べることになり、
NEWSの小山くんが「食味鑑定士になりたい」
と言っていたのをふと思い出し、
手っ取り早い情報収集法として、
食味鑑定士の講習を受けることにした。
約30名の参加者の3分の2は流通関係者や研究機関の方で
3分の1は生産者(農家)。
私のような広告関係者が私を含め2名いた。
この講習は19年前から行われており、
これまで約800名の食味鑑定士を排出している。
800名が多いんだか少ないんだかよくわからないが、
なったからといって弁護士や建築士のように仕事があるわけではない。
私の大学卒業証書には「芸術学士」とあるが、
社会的には何の役にも立たない肩書きであり、
「食味鑑定士」もそんな感じの資格だ。
一応テストはあり、私は食味鑑定テスト10点満点中2点。
筆記100点満点中90点という、
これまたいいんだか悪いんだかわからない成績で合格した。
ちなみに食味鑑定テストは、5種類の炊いたご飯を
見て、触って、匂って、食べて品種を当てる。
どれがどれ?皆目わからん・・・
龍の瞳、ミルキークィーン、コシヒカリ、
ササニシキ、ヒノヒカリの中から選ぶのだが、
正直私は全くわからなかった。
唯一、龍の瞳は粒が大きいのでこれは見てわかった。
あとは皆目わからない。見ても匂っても食べてもわからない。
だから2点。でも6名の方が全問正解だったから本職はスゴい。
一方、2日間におよぶ座学は、
私の仕事に即直結するので講師の一言一句を頭に詰め込んだ。
お陰でエセ鑑定士の一丁上がり。
ちなみに講習会というと車の免許更新くらいしか経験がないが、
この食味鑑定士の講習会は参加者との交流もあり、
またここ3年ほど忙しくて
自分のための時間を取っていなかったので
私にとって楽しく有意義な2日間だった。
特に参加していた生産者(農家)の方は皆さん明るい。
農業のイメージは、
辛い、しんどい、汚れる、高齢化、嫁不足、儲からない、
と暗いイメージしか朝日新聞は伝えないが、
参加者は皆さん農業に誇りを持って日々工夫を重ねており、
生きる力を感じた。
言い換えれば「農業やって儲かってるよ」というオーラが出ている。
そうでなければ、やってても楽しくない。
彼らの明るさを見るにつけ、
改めて「農業は立派で希望のある職業だ」と感じた。
何やわからんけど、合格したど~っ!
中国をはじめとして輸入された食品の安全・安心は極めて脆弱であり、
自国の食料は自国で賄うのが基本である。
日本の食料自給率は40%を切ろうとする危機的状況にあって、
職業農業人がもっと増えねばならない。
さてエセ食味鑑定士になった私が、
まず取りかからなければならないのは得た情報を基にした本職の台本作り。
その先にエセがほんまもんになる日が果たしてくるのか・・・
NEWSの小山くんが「食味鑑定士になりたい」
と言っていたのをふと思い出し、
手っ取り早い情報収集法として、
食味鑑定士の講習を受けることにした。
約30名の参加者の3分の2は流通関係者や研究機関の方で
3分の1は生産者(農家)。
私のような広告関係者が私を含め2名いた。
この講習は19年前から行われており、
これまで約800名の食味鑑定士を排出している。
800名が多いんだか少ないんだかよくわからないが、
なったからといって弁護士や建築士のように仕事があるわけではない。
私の大学卒業証書には「芸術学士」とあるが、
社会的には何の役にも立たない肩書きであり、
「食味鑑定士」もそんな感じの資格だ。
一応テストはあり、私は食味鑑定テスト10点満点中2点。
筆記100点満点中90点という、
これまたいいんだか悪いんだかわからない成績で合格した。
ちなみに食味鑑定テストは、5種類の炊いたご飯を
見て、触って、匂って、食べて品種を当てる。
どれがどれ?皆目わからん・・・
龍の瞳、ミルキークィーン、コシヒカリ、
ササニシキ、ヒノヒカリの中から選ぶのだが、
正直私は全くわからなかった。
唯一、龍の瞳は粒が大きいのでこれは見てわかった。
あとは皆目わからない。見ても匂っても食べてもわからない。
だから2点。でも6名の方が全問正解だったから本職はスゴい。
一方、2日間におよぶ座学は、
私の仕事に即直結するので講師の一言一句を頭に詰め込んだ。
お陰でエセ鑑定士の一丁上がり。
ちなみに講習会というと車の免許更新くらいしか経験がないが、
この食味鑑定士の講習会は参加者との交流もあり、
またここ3年ほど忙しくて
自分のための時間を取っていなかったので
私にとって楽しく有意義な2日間だった。
特に参加していた生産者(農家)の方は皆さん明るい。
農業のイメージは、
辛い、しんどい、汚れる、高齢化、嫁不足、儲からない、
と暗いイメージしか朝日新聞は伝えないが、
参加者は皆さん農業に誇りを持って日々工夫を重ねており、
生きる力を感じた。
言い換えれば「農業やって儲かってるよ」というオーラが出ている。
そうでなければ、やってても楽しくない。
彼らの明るさを見るにつけ、
改めて「農業は立派で希望のある職業だ」と感じた。
何やわからんけど、合格したど~っ!
中国をはじめとして輸入された食品の安全・安心は極めて脆弱であり、
自国の食料は自国で賄うのが基本である。
日本の食料自給率は40%を切ろうとする危機的状況にあって、
職業農業人がもっと増えねばならない。
さてエセ食味鑑定士になった私が、
まず取りかからなければならないのは得た情報を基にした本職の台本作り。
その先にエセがほんまもんになる日が果たしてくるのか・・・
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