波乱の新潟ロケの、波乱の編集が始まる。
会社設立以降、映像制作だけでなく、印刷物やイベント、
研修会など弊社の制作ツールは多岐に渡り、
私自らの監督作は、残念ながら
年に1本か2年に1本というペースになってしまった。
そのため、私指名で映像を依頼された時の
私の気合いの入り方は半端ない。
したがって、私を指名されたスポンサーは超お得になる。
今年は2月初に昨年10月に撮影した大作を仕上げ、
2作目は3月にイメージ映像を。
そして今回が事例取材映像の3作目となる。
上半期にも関わらず、私にとっては近年にない豊作年だ。
さて今回のミッションは、
10分間のオープニングセレモニーの中で、
5分間の挨拶・概要説明のあと、
5分間の事例紹介映像を流すこと。
私が受け持ったのは、この5分の事例紹介映像だ。
5分との絶対オーダーに対して、初号であげたのが5分30秒。
気合いが入りすぎ、こりゃヤバい、30秒オーバーだ。
しかし見応えはあるし、長くも感じない。
テレビ番組やCMでは時間超過はありえないが、
そこはVP、おもしろければ超過もありだ。
「えいままよ」と試写に挑んだら
「持ち時間10分をすべて事例紹介映像に使おう」となった。
いかん、気合いが入りすぎた。また地雷を踏んでしまった。
10分を5分にするのは
今のモノを涙を飲んで割愛することになるが、
5分を10分にするのは1からやり直すしかない。
あと5分ぶんを新規に加え、
先に作った5分と辻褄を合わせるという難作業となる。
まさに地雷、まさにドツボ。
しかし考えてみたら評価されたわけだから、
プロとしては名誉なことだ。なんて酔いしれている暇はない。
締切日を考えると先の5分にかけた時間の半分の作業時間しかない。
かくして睡眠時間を作業時間にあてる過酷な日々となる。
なんとか編集して9分に仕上げ、スポンサー試写をクリアー。
録音日の朝にスタジオにデータを送信し、
録音になんとか間に合わせる離れ業。
今作は、一昨年から私が2年にかけて
10本のアニメーション監督をやった時の
選曲・整音を担当してくれた石丸君が担当してくれる。
選曲に対するダメだしは、曲を聞いて
「もっとこんな感じで」と、口頭による指示になるので、
アバウトな監督の言葉の羅列を選曲に
どう加味するかで色が全く変わってしまう。
10分物だと通常7~10曲を使うので、
ダメ出しした1曲は他の曲にまで影響する。
こうして私の
「ジャンジャンで終わって」「爆発させて」「もっと激しく」
「印象に残らないリズムだけの曲を」という暗号を
石丸君は見事に租借してくれ、
そもそも見応えある作品を見応え200%にしてみせた。
お疲れ様でした、石丸君。
もちろん音楽なし試写でOKをいただいているので、
音楽ありでNGがでるはずがない。
こうして、現場での急遽追加撮影あり~の、
編集が5分から10分になり~の、
録音日朝に映像が上がり~のという、
チョー数奇な運命を背負った作品が完成した。
ありがとー、スタッフの皆さん。
多田浩造、恥ずかしながら、また名作つくっちゃいました。
会社設立以降、映像制作だけでなく、印刷物やイベント、
研修会など弊社の制作ツールは多岐に渡り、
私自らの監督作は、残念ながら
年に1本か2年に1本というペースになってしまった。
そのため、私指名で映像を依頼された時の
私の気合いの入り方は半端ない。
したがって、私を指名されたスポンサーは超お得になる。
今年は2月初に昨年10月に撮影した大作を仕上げ、
2作目は3月にイメージ映像を。
そして今回が事例取材映像の3作目となる。
上半期にも関わらず、私にとっては近年にない豊作年だ。
さて今回のミッションは、
10分間のオープニングセレモニーの中で、
5分間の挨拶・概要説明のあと、
5分間の事例紹介映像を流すこと。
私が受け持ったのは、この5分の事例紹介映像だ。
5分との絶対オーダーに対して、初号であげたのが5分30秒。
気合いが入りすぎ、こりゃヤバい、30秒オーバーだ。
しかし見応えはあるし、長くも感じない。
テレビ番組やCMでは時間超過はありえないが、
そこはVP、おもしろければ超過もありだ。
「えいままよ」と試写に挑んだら
「持ち時間10分をすべて事例紹介映像に使おう」となった。
いかん、気合いが入りすぎた。また地雷を踏んでしまった。
10分を5分にするのは
今のモノを涙を飲んで割愛することになるが、
5分を10分にするのは1からやり直すしかない。
あと5分ぶんを新規に加え、
先に作った5分と辻褄を合わせるという難作業となる。
まさに地雷、まさにドツボ。
しかし考えてみたら評価されたわけだから、
プロとしては名誉なことだ。なんて酔いしれている暇はない。
締切日を考えると先の5分にかけた時間の半分の作業時間しかない。
かくして睡眠時間を作業時間にあてる過酷な日々となる。
なんとか編集して9分に仕上げ、スポンサー試写をクリアー。
録音日の朝にスタジオにデータを送信し、
録音になんとか間に合わせる離れ業。
今作は、一昨年から私が2年にかけて
10本のアニメーション監督をやった時の
選曲・整音を担当してくれた石丸君が担当してくれる。
選曲に対するダメだしは、曲を聞いて
「もっとこんな感じで」と、口頭による指示になるので、
アバウトな監督の言葉の羅列を選曲に
どう加味するかで色が全く変わってしまう。
10分物だと通常7~10曲を使うので、
ダメ出しした1曲は他の曲にまで影響する。
こうして私の
「ジャンジャンで終わって」「爆発させて」「もっと激しく」
「印象に残らないリズムだけの曲を」という暗号を
石丸君は見事に租借してくれ、
そもそも見応えある作品を見応え200%にしてみせた。
お疲れ様でした、石丸君。
もちろん音楽なし試写でOKをいただいているので、
音楽ありでNGがでるはずがない。
こうして、現場での急遽追加撮影あり~の、
編集が5分から10分になり~の、
録音日朝に映像が上がり~のという、
チョー数奇な運命を背負った作品が完成した。
ありがとー、スタッフの皆さん。
多田浩造、恥ずかしながら、また名作つくっちゃいました。
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