消えゆく日々の刻々。
懐かしく 美しく 哀しくなだれ 軽やかに薄れゆく過去一切
甘美な怖れ密かに抱くのは もはや帰り来ぬ日々
歓びの宴 砂をかむ舌 一喜一憂
翻弄する宿業を怖れ 身をすくませ
約束のない地の劣化を憂い
慄きつつも又夢見る人の無辜を愛おしむ
時に一滴の泪ぬぐう手で花を摘み
闇が明けると いそいそと 隠された窓のカーテンを開く
めげずに生きる
魂を保ち続ける
今 森が在り 鳥が住み 歌が在り 陽炎が野を満たす
眠りは浅くとも嘆かない
逢うべき人に遭い
観るべきものを観
聴くべく音をきき
果てない大空から消えゆく日まで寸秒も気を許すまい。
懐かしく 美しく 哀しくなだれ 軽やかに薄れゆく過去一切
甘美な怖れ密かに抱くのは もはや帰り来ぬ日々
歓びの宴 砂をかむ舌 一喜一憂
翻弄する宿業を怖れ 身をすくませ
約束のない地の劣化を憂い
慄きつつも又夢見る人の無辜を愛おしむ
時に一滴の泪ぬぐう手で花を摘み
闇が明けると いそいそと 隠された窓のカーテンを開く
めげずに生きる
魂を保ち続ける
今 森が在り 鳥が住み 歌が在り 陽炎が野を満たす
眠りは浅くとも嘆かない
逢うべき人に遭い
観るべきものを観
聴くべく音をきき
果てない大空から消えゆく日まで寸秒も気を許すまい。