まっとうに生き
まっとうに死にたい
河の声
樹の声
杜の声
風の声
鳥の声
空の蒼、
地を這う草、
舞う風
今年のさくら・・・
陽を遮る雲の邪心翳ろうとも 真摯に聴きいる
手なずけた安寧秩序ゆらぎなく
冬陽の虹彩眩しかろうと めげず見尽す
闇を満たす月の慈愛
慰まぬ鬱の犬を抱きよせ
保ち続けたい残余の時空
いつもいつも波立つ心筋
止められない噴き上げの無心
神さまにも、放たれた深海魚にも
《顔が無かった》
まっとうに死にたい
河の声
樹の声
杜の声
風の声
鳥の声
空の蒼、
地を這う草、
舞う風
今年のさくら・・・
陽を遮る雲の邪心翳ろうとも 真摯に聴きいる
手なずけた安寧秩序ゆらぎなく
冬陽の虹彩眩しかろうと めげず見尽す
闇を満たす月の慈愛
慰まぬ鬱の犬を抱きよせ
保ち続けたい残余の時空
いつもいつも波立つ心筋
止められない噴き上げの無心
神さまにも、放たれた深海魚にも
《顔が無かった》