夢見るマシーンヘッド：エレクトロマ(2006)

フランスの２人組エレクトリック・ダンス・ユニット、ダフト・パンクの トーマ・バンガルテル, ギ=マニュエルによる初監督作品。金と銀のヘルメット姿ロボット２人組「ヒーロー・ロボットNO.1」「ヒーロー・ロボットNO.2」の、ささやかな願い事と選択を、会話無しの映像と音楽のみで見せる７４分。 . . . 本文を読む

一瞬だから人生は美しい：グラストンベリー(2006)

イギリス南部のアヴァロンの谷とグラストンベリーの丘一帯の聖地で３０年以上も毎年行われる、元祖ロック・フェスがグラストンベリー・フェスティバル。その伝説とスピリットを膨大な映像のパッチワークで構成したBBC製作のドキュメンタリー。 . . . 本文を読む

ブリット・ポップ ガチンコ対決：リヴ・フォーエヴァー(2004)

1990年代英国のポップ・シーンをBlurとOasisの２大バンドの確執を中心に、音楽・ファッション・アートのカルチャーそして時代の流れと政治との絡みを、当事者のインタビューで検証するドキュメンタリー。映画ではその1995年のBlurとOasis同時新譜発売という音楽業界の思惑とそれに踊らされちまった人々の騒動がハイライト。 . . . 本文を読む

パーカションは心臓の鼓動：ドラムライン(2002)

そう、音楽スポコンです。ドラム好きの私としては、これは見たかった一本。アメリカのマーチング・バンドってアメフトのときに出てくるアレですね。そのマーチング・バンド部の内容の凄さに単純に驚いてください。放課後にやるクラブ活動のレベルじゃないですよ。立派な一級パフォーマンス。 . . . 本文を読む

ムスタング・サリー！：ザ・コミットメンツ（1991）

ダブリンの普通の人々の起こすささやかな騒動を描写する作家ロディ・ドイル原作の、首都ダブリンの若者たちがＲ＆Ｂでメジャーを目指す騒動をユーモアと音楽たっぷりに描く名作。社会派アラン・パーカー監督。「石を投げればミュージシャンか俳優に当たる」アイルランドは俳優とミュージシャンの宝庫。出演者の半分はオーデションで選ばれた素人といいますから、その質の高さに驚きます。 . . . 本文を読む

へたれ系ロックおやじ：スティル・クレイジー（１９９８）

かつてはいけてるロッカー(死語。）だったおじさんたちが、バンドを再結成してロードに出るお話。このおじさんたちのバンドは、グラムロックや全盛期Ｄパープル、ツェッペリンのイメージ。ベルボトムに長髪、濃い化粧で退廃的な、そしてエッジの効いたギター。一世を風靡したが、最盛期に空中分解してしまったこのバンドを、 . . . 本文を読む

ワイルドサイドを歩け：ヘドウィク＆ザ アングリーインチ（２００１）

ベルリンから来た、ミュージシャン志望の女装ゲイ、ヘドウィクが、「真実の愛」を探す物語。男とは、女とは？人を愛することに性別は重要なのでしょうか？内容的に一般受けしない映画だと思いますが、はまる人は嵌って頭の中占領されるはず。 . . . 本文を読む

決闘とロックのハイブリッド：ロック・ユー（２００１）

God,I love this movie...１４世紀中世を舞台にしたコメディ。いきなりQUEENのWe Will Rock Youで場内合唱する場面でお気に入りの予感。屋根吹き職人の息子ウィリアム（ヒース・レジャー）が、仲間達とともに貴族のスポーツである騎乗槍決闘を勝ち抜いていく物語。 . . . 本文を読む