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Constantine(2005)
キアヌ・リーブス主演のオカルト映画。オカルトといっても全然怖く無いですが・・・舞台は現代のロサンゼルス。確かにロサンゼルスってうようよ居そうですね、人間のフリをした妖しいもののけが。古くはエクソシスト、90年代にはエンド・オブ・デイズやディアボロスといった悪魔もの映画の流れを汲む悪魔退治映画です。それ系は大抵見ていますが、どうってことのない映画が多い!しかし、この映画は最新のSFXと共にストーリーも面白く、結構気に入りました。キアヌ演じる主人公の徹底した厭世感がよくありげなストーリーに奥行きを与え、彼の醒めた暗いイメージと合っていて適役。キアヌ・リーブスは大根役者と一般では言われていますし、確かに役もワンパターンな印象が拭えない・・・でもなかなか、大根なりにがんばっていると私は思います。そりゃ表情に乏しいけど・・ハイライトで、中指立てるシーンが最高!
ストーリーは、ロサンゼルスで奇妙な悪魔つき事件が多発します。その退治に関わったエクソシスト(悪魔払い業)ジョン・コンスタンティンは、その裏にただならぬ陰謀を感じ取り、妹の死に疑問を抱く刑事(レイチェル・ワイズ)とともに、その陰謀の真相を追求して行きます。キアヌ演じる主人公は、癌であと数カ月の命。また若いころ自殺を謀った過去があり、これが最後の落ちに関わって来ます。おおまかなストーリーとしては良く有る、この世の最後物。しかし細部の設定(天使と悪魔のキャラ設定、中立バーや地獄を見る方法等)が面白い。
さて、この映画には天使と悪魔が出て参ります。彼等は今風のファッションに身を包み、とっても魅力的です。天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)オルランドの女優さんだったんですねえ・・・相変わらず中性。はだしが美しい。ドグマのアラン・リックマンといい、天使はやっぱり英国産?。こちらも少々浮き世離れした、上流階級風中性美形、しかし性格は悪い天使です。この羽が本当によく出来ています。CGで羽を作るのは大変難しく、しかもこのように動かすとなると・・・おお素晴しい。風も感じられそうなリアル感。大悪魔ルシファー(ピーター・ストーメア)もゴッドファーザーのような貫禄おやじ。白いスーツで空中から表れるシーン、一撃でガラスを砕くシーンなど、キアヌよりずーっとかっこよくて、おやじなかなか出来るな。しかも粘着質。コンスタンティンの魂に執着し、「好きでたまらんのよおまえが」みたいな所、いいキャラしています。ルシファーが出てくるのは数分ですが、悪魔をこういうイメージで描いた映画はあまりないと思います。天使ガブリエルもルシファーも、主人公より印象に残る脇役です。
この映画は、エンドクレジットまで見ると、最後に1つおまけ?が有ります。ちょっと得した気分になりますので見のがさない様。
キアヌ・リーブス主演のオカルト映画。オカルトといっても全然怖く無いですが・・・舞台は現代のロサンゼルス。確かにロサンゼルスってうようよ居そうですね、人間のフリをした妖しいもののけが。古くはエクソシスト、90年代にはエンド・オブ・デイズやディアボロスといった悪魔もの映画の流れを汲む悪魔退治映画です。それ系は大抵見ていますが、どうってことのない映画が多い!しかし、この映画は最新のSFXと共にストーリーも面白く、結構気に入りました。キアヌ演じる主人公の徹底した厭世感がよくありげなストーリーに奥行きを与え、彼の醒めた暗いイメージと合っていて適役。キアヌ・リーブスは大根役者と一般では言われていますし、確かに役もワンパターンな印象が拭えない・・・でもなかなか、大根なりにがんばっていると私は思います。そりゃ表情に乏しいけど・・ハイライトで、中指立てるシーンが最高!
ストーリーは、ロサンゼルスで奇妙な悪魔つき事件が多発します。その退治に関わったエクソシスト(悪魔払い業)ジョン・コンスタンティンは、その裏にただならぬ陰謀を感じ取り、妹の死に疑問を抱く刑事(レイチェル・ワイズ)とともに、その陰謀の真相を追求して行きます。キアヌ演じる主人公は、癌であと数カ月の命。また若いころ自殺を謀った過去があり、これが最後の落ちに関わって来ます。おおまかなストーリーとしては良く有る、この世の最後物。しかし細部の設定(天使と悪魔のキャラ設定、中立バーや地獄を見る方法等)が面白い。
さて、この映画には天使と悪魔が出て参ります。彼等は今風のファッションに身を包み、とっても魅力的です。天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)オルランドの女優さんだったんですねえ・・・相変わらず中性。はだしが美しい。ドグマのアラン・リックマンといい、天使はやっぱり英国産?。こちらも少々浮き世離れした、上流階級風中性美形、しかし性格は悪い天使です。この羽が本当によく出来ています。CGで羽を作るのは大変難しく、しかもこのように動かすとなると・・・おお素晴しい。風も感じられそうなリアル感。大悪魔ルシファー(ピーター・ストーメア)もゴッドファーザーのような貫禄おやじ。白いスーツで空中から表れるシーン、一撃でガラスを砕くシーンなど、キアヌよりずーっとかっこよくて、おやじなかなか出来るな。しかも粘着質。コンスタンティンの魂に執着し、「好きでたまらんのよおまえが」みたいな所、いいキャラしています。ルシファーが出てくるのは数分ですが、悪魔をこういうイメージで描いた映画はあまりないと思います。天使ガブリエルもルシファーも、主人公より印象に残る脇役です。
この映画は、エンドクレジットまで見ると、最後に1つおまけ?が有ります。ちょっと得した気分になりますので見のがさない様。
私にとっては微妙な作品になってしまいましたが、序盤の悪魔祓いのシーンや、007なみの武器の調達、戦いなど込められたアイデアは魅力的で面白かったです。
悪魔、天使のイメージも一風変わっててよかったです。
ラストで頭脳戦になってしまったので、ちょっと尻すぼみの感じは受けてしまいました。
ここだけが残念かなーと思いました。
もし2があったらやっぱりタバコを吸っているのか、それともパイポ、もしくはガムになっているのかがとても気になるところです。(^^;
トラックバックさせていただきました。
印象に残っているのは、やはり序盤で低級悪魔と対決するシーンでしょうか。
おおまかな筋よりも、細部の演出・ギミックに興味を持ったことは覚えています。
僕はこういう世界観でこういうギミックを見せられると、それだけで満足してしまうダメファンなんですが、そんな僕に幸せを与えてくれたコンスタンティンに感謝しています。
内容は忘れましたけど(笑)
TBありがとうございました。
RTB&コメントありがとうございます!
>ラストで頭脳戦になってしまったので、ちょっと尻すぼみの感じは受けてしまいました。
そうですね。もっとドドーンと派手でもよかったかも?「呼べよ嵐!」見たいな・・・ストーメアのルシファーが出てこなかったら、もっと印象薄いラストだったことも間違いないでしょう。
>もし2があったらやっぱりタバコを吸っているのか、それともパイポ、もしくはガムになっているのかがとても気になるところです。(^^;
パイポですか・・もうコメディですね、そうなると。せめて低タールくらいにして欲しいです。というかコンスタンティンが健康志向になったら面白くないですよね。
※はちさまこんにちは。
RTB&コメントありがとうございます。
>印象に残っているのは、やはり序盤で低級悪魔と対決するシーンでしょうか。
鏡を使って下っ端妖怪を退治するアレですね。迫力あって面白いシーンでした。
>おおまかな筋よりも、細部の演出・ギミックに興味を持ったことは覚えています。
私も細部の演出・ギミックが印象に残った映画です。
お守りを忘れたばっかりに死んでしまう神父のエピソードや、その神父の脇にいたヒスパニックのハーフブリード。
そんなシーンが記憶に残っています。