大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

土曜学童(プールがほしい!)

2009年06月13日 | ノンジャンル
アジサイがきれいです。ぽぽろの花壇はこれからアサガオが楽しみです。

 午前中は「音楽あそび」を楽しみに来ている子らがいるので一応流れに沿って?遊びます。ゴムの輪は一時よりは参加者が多くなりました。一人遊びで日ごろのストレスを発散させている子は無理に誘いません。

 Yくんが急にピアニストになりました。

 今日の「ちびっこ先生」№2のSちゃんが提唱したゴムとびに今日も挑戦。

 「ヒャァー!かわいいok
 今日の「ねずみばあさん」にはいろんな動物たちが登場。
 ここで見学者のHくんが登場。ネコのかぶり物を渡すとスッとかぶってさっそうと登場。(母曰く「初めてのところは絶対に尻ごみするんですけど。普段の時と表情が全く違うのでびっくりです。前もってブログを見せるとおもしろそうやなぁ!って言っていたんですよ。」と)新人らしからぬ主役のような動きにびっくり。
 久しぶりにRくんが「ねずみばあさん」に参加しました。スタッフ一同「久しぶりやったねぇ。」
 今日のハイライトはバージョンアップした「ねずみばあさん」でしょうか。かぶり物ではありませんよ。ただグルグル追いかけるだけではありません。「ストップ」「反対回り」「ゆっくり」「はやく」「後ろ回り」などがあります。一番「多動」な私が「ストップ」とやって、Hくんなどが遅れて止まったりしますが、しかし決まったときは感動モノです。耳で聞いて体の動きをコントロールする姿や、ドキドキした顔つきがいいよねぇ。

 恒例の「ゆうえんちごっこ」の最初はメリーゴーランド。今日もバルーンがきれいに上がりました。でも、最後にはやっぱり上に乗りたいSくん。しばらくツルツル、スルスルの肌触りのよい布の中であそびました。

 はい、これもバージョンアップしました。今日の観覧車は幅の狭い板の上を「つなわたり」です。オットットット…、楽しいなぁ。

 くつろぎのお弁当。初めてお弁当を持って学童に参加したTくんも知らないお友だちばかりだったけど大きいこと渡り合いながら遊んでいました。それでも療育でおなじみのスタッフKさんを呼んで食べました。

 途中参加のRuくん。食べた後で、出遅れた分をしっかりとり返してSちゃん、Hiくんと3人で運動会をしていました。ちょっとぶつかったり、押されたり、自分でつまずいたりして切れそう・泣きそうになっても今日はすぐに立ち直っっていました。また、時々反撃を手加減する姿が見られましたね。私「お母さん弁当おいしそうやなぁ。朝早くから作ってくれはったんやなぁ。」彼「おれのお母さん、朝5時に起きたんやでぇ。でもな、もう少したくさん作ってほしいわ(ウインナーのこと)」。汗かきまくりでした。
 Sくんのお母さんは「ぼくが寝ている間に、6時に起きて作ってくれたんやでぇ!」愛情のこもった母さん弁当、おいしかったね。
 Hくんは今日は梅干し2個入りが効いたのか新スタッフのMさんと一緒にみんなの中であまりウロウロしないで食べていました。

 午後は待ち切れずに公園へ。うだるような暑さで、いっぺんに日焼けしそうです。
 MちゃんだけはヤンボラのTさんと二人で残り、ボールプールで至福のひとときを過ごしました。
 Sくんは何故か今日は水を頭からかぶらずブランコへ。久しぶりに服を着替えずに帰宅しました。
 「おれもやりたかったんだ!」とかねがね思いつめていたのでしょう。誰もいないうちに飛びついたRiくんがドスン!とお尻から落ちて泣いて怒りました。
 でも、再挑戦しようとして逡巡しています。「やっぱりまだ無理か!?」とあきらめかけた時にご近所の女の子が「できないの?こうすんのよ」という感じでスイスイと…。苦笑いするRくんでした。今度、また誰も見ていない時に(私とスタッフのKさんはこっそり見ていたけど)頑張ろうね。
 Kちゃんは普通のブランコがいいようです。笑いながら楽しんで乗れるようになってきました。
 Tくんはシャボン玉セットの入っているバッグをしっかり抱えて公園へ。色んな器に水を入れて遊びました。一番大きな器がシャボン玉液を入れるボトル。空になったボトルに水をいっぱい汲んで「これ、重いぞ。持ってみろ」などと何度も汲んでいました。

 そのTくんが水を汲もうとするとRiくんが手ですくうので入りません。「代わってあげようよ」などと言っても聞き入れません。水道水を腕にかけて手を伝って落ちる水を楽しんでいるので、私が受ける口のところへ手指をもっていくとちゃんと伝って水が入っていきます。これで一件落着!
 Hくんは今日も水浸しでよく遊びました。はじめての水遊びのRuくんも、水道の下組に混じってせっせとペットボトルで水汲みしていました。
 Kちゃんはやっと人(追いかけっこ)から水や泥んこへ気持が向きました。

 各人至福のひとときです。
 特にYくんとHiくんコンビのブランコがとても楽しそうでした。

 何故か、Mくんを見るご近所の方々の引いたような動き、何気なく見て、もう一度目を見開いて見るのです。ぼうず頭に散発したのはいいけれど…。「外に出る時にはできたら帽子をかぶせてください」との母よりの伝言。Mくんがかぶるわけはありません。
 私は小学校から大学入学までずっと坊主頭でした。そこで、私の10歳の少年時代の出来事を思い出しました。忘れもしない夏の日、日曜日のことでした。当時、バリカンで髪を刈るのは珍しくはなかったのですが、我が家には電気バリカンがあったのです。今のように切れ味のいいものでは決してなく、髪がバリカンの歯にからんで痛かったんです。ちょうど両耳の下の方から刈っていって今でいうモヒカン刈りの状態になった時でした。突然、バリカンの歯が髪の毛に噛みついてイテェー!と叫ぶと同時に止まってウンともスンとも言わなくなりました。エーッ!!!ウッソー!!私は深く深く帽子をかぶって自転車で2キロも離れた隣村の散髪屋さんに駆け込み大笑いされたのでした。
 で、Mくんの頭を見て思い出し笑いをしたのでした。ごめんね。でも、お母さんどうすんの?甲子園ならまだしも…。
 私がいま坊主にしたらどうなるんやろう…!?坊主に刈ってもバーコードやろか?