大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

土曜学童

2009年06月24日 | 児童デイサービス
 今月は第3土曜日がスタッフのMさんの音楽あそびでした。 伴奏はスタッフTさん。はじまりはじまり!

 まずは歌のごあいさつ。二本松はじめ作詞・作曲の「ハッピーバースデイ」の歌をアレンジした「ハッピーソング」。一人一人名前を呼んで、「ハッピー♪ハッピー♪…」のところで腕を組んでグルグル回ります。回って走るが大好きな子どもたちですので、友達の出番も僕の出番で、何度も走りました。

 写真は♪「バスにのって」。曲に合わせて最後の「♪ついたところが♪ついたところが○○」目的地。最初がこの写真で着いたところが「橋の上」。一本橋や二本橋や三本橋やらを渡ります。これはドキドキワクワクで大いに盛り上がりました。

 ぼくらは粘土、絵の具組。主役のKちゃんは粘土でたっぷり遊んだあとにしゅうだなそびに参加してきました。この日の我々のTシャツはとてもカラフルな手柄模様になりました。Hくんは「ヒャー!」とか「キャー」とかの反応(「相手にしてくれる」)が嬉しくて何度も挑発していました。

 この日の圧巻はブルーシートを使った「洗たくしましょう」。一人残らず全員がしてもらいましたが、する方は女性ばかりでもうクタクタでした。
 ♪「洗たくしましょう♪洗たくしましょう♪きれいにしましょう♪ガシャゴショ ガシャゴショ ガシャゴショ … そろそろきれいになったかな」という歌の繰り返しです。「♪洗たくしましょう」のところでゆれを楽しみます。「♪ガシャゴショ…」のところでもみくちゃにされます。以下はもみくちゃ場面です。いい顔やねぇ。
 楽しかったねぇ。

 はい、午後は恒例の公園あそび。暑かったねぇ。すぐに帰ったお友だちもいましたね。懲りない面々の「至福のひととき」です。
 あっ、Kちゃん!出てきたよ!トーマスの仲間のJACKて言うの?ショベルカーが見つかりました。砂場ではなかったんだ。よかったよかった。

 ヤンボラの反省会です。「こんな接し方でいいんやろか?」「間違ったことしてないやろか?」等などかなり突っ込んだ話もありました。

 この日に大活躍したのは子どもたち5~6人と本気になってカラーボールのぶつけ合いをしたTさん。「子ども相手に手加減せんとやってるぞー」と横からアドバイスしたのですが、全然耳には届いていなかったようです。感想を求められて「大変でした。子どもたちが戦争だぁとかかってくるのでやられた。手も絵の具だらけやったし…」いい感じでした。これぐらい汗を出して「戦争ごっこ」?をしたら気持ちいいやろう!?

 最初は「緊張のオーラが出まくりやったわ。ボランティア続くかなぁ?」って言われたSさん。この日は終始Mちゃんと一緒でした。何を話していたの?「あんなぁ、Mちゃんは小さい時からいじめられてきたという話。私もそうやってんけど、どうアドバイスしたらいいのか分からんからただ単に聞いてるだけ。」「それがいいねん!どんなことでいじめられたって?」「足のこと。プールに入れへんかってんて。曲がってるのを見せるのがいややってんて。(ぽぽろの)平均台登りが不安、浮「んやなぁ。暑くて公園には行きたないし二人でおろうなと手をすぐ引っ張っていかれた。私な気がついたわ。団体が苦手やから。公園は周りの人の目が気になるから、歩き方が気になる子がいる。無理にいかんでもいいよ言うてん。平均台浮ゥったけど勇気出していって大丈夫だった。何回か行ってんで!見とった?…」まだまだ続きます。
 でも、素晴らしい話ですよね。Sさんも「ぽぽろだより」に自分の足が少し短いことでのコンプレックスや障害受容ができなかったことなどについて書いてくれたことがありましたね。ほんとにそうやね。Mちゃんの思いをしっかり受け止めてあげてね。
 実はね、今日(24日)Mちゃんはめっちゃ機嫌が悪くなった。今日、はじめてのビニールプールをしたでしょう?急な話でMちゃんは水着を持ってきていなかった。玄関先でプールを見るなり入るつもりになっていたと思う。ワクワクしながらプレールームに入ってきて、それが水着がないからプールに入れない、シャボン玉遊びをしようということになって急に機嫌が悪くなって、お友だちに乱暴に当たり散らしたわけ。その時にスタッフのKさんが言ったわけ。Sくんの場合はいつも何かしようとはたらきかけると一度は必ず「いや!しない!」と言うけど、いつの間にかやると言ったり、自分からやりだしていますよね。今日のプールも最初はイヤ!といったけどすぐに入るに切り替わった。けど、Mちゃんは一旦怒ったら絶対に自分のホンネを言おうとしないですよね。周りに当たり散らさないで言えたらいいですよね。」って。
 ヤンボラのSさん!Mちゃんのそうした心をうまくほぐしてあげてくださいね。Mちゃんに寄り添ってくれてありがとう。


 

大阪府交渉があります

2009年06月24日 | ノンジャンル
 昨日は大阪障害児・者を守る会の第45回総会でした。

 長年にわたって会長を務めてこられた西脇美代子さんが名誉会長になられ、播本裕子さんに次期会長をバトンタッチされました。西脇さんは現在84歳、毎日新聞で「大阪の障害児のおかあちゃん」というタイトルだったと思いますがその活動や人柄について連載されたこともあります。養護学校もほとんどない時代=1960年代から当時の若き教職員組合の先生方と在宅の子どもたちの家庭訪問をしながら、どんな障害であっても、どんなに障害が重かろうが発達する、教育を受ける権利があると訴えて、一緒になって大阪府と交渉をして一つ一つ今では当たり前になっている教育環境を実現させてきました。西脇さんはいつもその先頭にありました。本当にありがとうございました。これからは体調と相談しながらお好きな時に、必要な時に参加していただき後輩たちを激励してください。

 私は守る会事務局長9年目です。今年も元気なお母ちゃんたちに囲まれてはじき飛ばされないように、「子の親からの自立」「親の子からの自立」「子どもも親もノーマライゼーションの実現」、権利としての教育や福祉の前進のために微力ながら頑張らせていただきます。

 さっそくですが、先輩たちが切り開いてきた大阪府交渉(44回(年)目になるのでしょうか)の日程が決まりました
 ぽぽろの利用者の皆さんには、ぽぽろとしても参加している大阪障害児放課後ネットワークも参加する学童保育の交渉にぜひご参加ください

 日時は7月8日(水)10:00~12:00です。場所は森の宮の大阪市中央青年センターです。座って聞いているだけでもいいです。大阪府内で頑張っているお母ちゃんたちの発言や行政の回答から実態や願いの切実性、制度化への見通しや運動の必要性などが分かってきますよ。
 以下が要求項目です。(番号は要求書の番号です)

56 ろうあ者の社会教育として最も重要な事業である「ろうあ者成人学校」や「ろうあ女性学級講座」の事業助成を復活してください。

16 支援学校に高等部までを対象とした学童保育所を府が実施主体となって設置してください。

17 障害児を抱える家族の子育てを支援するため、親などが自主的に運営している「障害児学童保育所」や「放課後・長期休暇中の取り組み」に対する運営費補助の制度を創設してください。

18 現在、国で検討されている「放課後デイサービス(仮称)」に対する府としての見解ならびに今後の方針を示してください。

19 「放課後デイサービス」が親の願いや子どもの発達を保障する制度となるよう国に働きかけると共に府下においても放課後活動の場が拡充するよう府として対策を講じてください。

20 障害児の放課後を保障する施策の計画と推進を図る担当課を設置してください。

21 放課後子どもプランを推進するにあたり、障害児が安心して利用できるように指導員の配置や設備などの充実を図ってください。

22 障害児受け入れのための支援制度を充実させ、放課後健全育成事業において、希望する障害児の入所が円滑に行われ、安全に保育が行われるようにしてください。

  ちなみに、7日にある教育の交渉は以下の様になっています。私はこの交渉の司会を一日努めます。参考までに、要求項目を列挙します。「続きを読む」をクリックしてください。


7月 7日(火)会場は大阪市立中央青年センター
10:00~12:00 教育


2 視覚障害・聴覚障害・病弱教育を充実してください。
②聴覚障害児教育
ア)だいせん聴覚高等支援学校については以下のことに留意して進めてください。また、大阪府北部地域にも聴覚高等支援学校を設置してください。
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