大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

この子はすごいいい子や!

2010年11月22日 | 児童デイサービス
 これは、バイトのMくんからの投稿です。
 「またFuくんのこと?」と言われそうですが、それだけ支援のあり方についてみんな真剣に悩んでいるのだからと思います。言いかえれば、彼のおかげで私たちはいろんなことをたくさん教えてもらっているし、他の子どもの支援にも生きているからということです。
 かつてはMくんも「言うことを聞かない」子どもたちに悩んでいましたが、今や「周辺参加」の子らの「居場所」的存在となっているMくんの存在はとても大きいです。そして、とても素敵な誰にでも当てはまる大切な事が書いてあるので思い切ってアップしました。是非読んでくださいね。
 大切なことって、「自己肯定感を高める体験と支援のあり方=アプローチの方法」について触れている点だと私は思います。 (ぽぽろ番) 



 水曜日のFuについての報告です。

 これは『ぽぽろ』と書かれた発泡スチロールの看板を粉々にした後、聡恚@で綺麗にしている姿です。
壁に聡恚@かけているのは、発泡スチロールを壁に擦りつけ、『雪!!』と楽しんだ後だからです。



 これは公園からの帰りの風景です。
近所の犬のいるお家に行くも、あいにく犬もお留守の状態。近くの駐車場に入り楕円型の石を見つけるFuくん。『魔法の石』と名付け、大切そうに持ち歩いていました。時には上に放り投げてキャッチしたりして遊びながら、大好きなKoさん(産休に入りました)の為に魔法の石を探しに行く旅に出ます。写真は応援に来てくれたスタッフのHさんとFuくんが共に魔法の石を探している所です。二人で『魔法の石~♪』と歌いながら石を探す姿は可愛らしかったです。魔法の石にはFuくんの基準があるらしく、僕の差し出す石はことごとく却下され、捨てられました。



 この3枚の写真は17時以降に行った散歩での写真。(写真が1枚不足=届いていません)
凡愛高校の近くの公園に行き、散歩している犬一匹一匹に挨拶をしていきました。飼い主も優しく、触ったり、抱っこさせて貰ったりしたFuくんはご機嫌でした。飼い主のおじさんが『この子はすごく動物が好きなんやね。すごく良い子や』と言っていました。
帰りはおじさんに少しだけ散歩をさせてもらい、リードを握るFuくん。公園の端まで見送ると『また来るからな~』と一匹ずつに別れの挨拶をして帰りました。
僕の肩の上で『犬もまた遊ぼうなって言うてた』と犬の気持ちを代弁しているFuくんは本当に犬が大好きなんだなと思いました。来週Fuくんが覚えていたら、また公園に散歩しに行ってみようかなと思います。