大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

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日の目を見なかった写真たち(その1)

2011年01月01日 | 児童デイサービス
 あるわあるわ「日の目を見なかった写真たち」。およそ半年分。
 携帯の方は見るのがつらいですよね。
 上から順に見ていくとまるで「紅白歌合戦」並みですよね。次々と登場する子どもたち、学童の一こま、ロングラン覚悟でどうぞ。とりあえず(その1)から。

 珍プレー・好プレー続出の野球ごっこ。

 「お~い、Daちゃん、どっちに走ってんのや!?1塁はこっちや~!」(予想通りでした。最初は難しいよなぁ。打って当たって走ったことで120点!)


 珍プレーばかりの相撲大会。
 「見合って」もいないMoちゃんが突然後方から助っ人で参戦。  

 相手はYuくんかMaくんか??

 負かした相手に目もくれず立ち去るTaちゃん。

 Riくんの新しい技。人さし指で出べそを突っつきます。こそばゆくて負けてしまいます。


 Maちゃんはこの夏とんだ災難だったよねぇ。約1ヶ月ぶりに出てきておとなしく、しおらしくビー玉ころがしをしていました。入院でぐっとかしこくなったよねぇと言い合っていましたが、今はもうすっかりいたずら大好きMaちゃんにもどっています。


 でっかい写真やなぁ。一人でバルーンではねて笑顔を見せるKeちゃんに誰かが感動してブログの下書きに送ってくれていました。


 「名前を覚えておきや!」とFuくんに言いました。メモしておくべきでした。もう10匹を越えたでしょうか?お互いに1匹も名前を覚えておりません、ハイ。物の名前を覚えるのが苦手なFuくんのために散歩の時はメモ帳が必要です。

 これは「じん」だったかなぁ?飼い主さんは二十歳そこそこのお兄ちゃんだったよなぁ。

 確か横文字の名前だったよなぁ…。「捨てられた犬」たちの受け皿として活動しているNPOから譲り受けたとか…。
 Shoちゃんと一緒にメ[ズ。この2人は妙に響き合うのです。

 優しいおっちゃんだったよなぁ。

 親子療育教室スペシャル=(訳あって勝手に)「治療教育」と読んでいます。その訳は以下に書いています。これはFuくんが主役の「ごっこあそび」です。情緒が愛いっぱいに満たされると身も心も安心がみなぎって穏やかに帰宅します。


 物を創ることが好きなんです。
 私はされるままにベタベタするよりも、物を介したり、マラソンしたりして遊ぶようにしています。そのアトで「赤ちゃん返り」のようにベタベタすることも受け入れています。
 まだ見ていると「腫れ物」にさわるかのような関わり方しかできない人もいます。さすがに力でねじ伏せることはだれもしません。
 中途半端に関わると暴言が飛び出し、次に大暴れしたり、手が出たり、しまいに飛び出したりします。そんなときは人を試す行為がエスカレートしていきます。叱責と否定、自己肯定感と自信の喪失、強い反抗という負のスパイラル=二次障害への道からの解放。これは並大抵のことでは実現しないと思います。
 先日もある事業所さんが来られて一緒に相談し合いました。願わくば学校がここまで降りてきて子どもの声に耳をすまし、私たちの相談に乗って欲しいものです。
 それでも、「だいぶん落ち着いてきましたよね」とスタッフのShaくんも言っていましたが、私もそれは感じています。さて、家庭ではどうでしょう?来年も一緒に考えていきましょう。
 


 あれ、時計を見たら、日付が変わり2011年に突入しています。
 何がめでたいのか分かりませんが、明けましておめでとうございます。
  小生は年男・60歳の大台に乗ります。
 今年こそ落ち着きたいと思いますが多分というかほとんど無理でしょう。今までブログを読んできている方はご明察でしょう。
 「学ぶ作業所」づくりもあります。
 子ども・子育て新システムや自立支援法一部改正による療育分野の大改悪など子どもたちに受難の時代を手渡すわけにはいきません。それに抗して自立支援法にかわる新しい総合福祉法の実現やインクルーシブ教育の創造に向けて課題も山積。
 皆さんと一緒に署名運動にとりくんで実現した国の新制度=「放課後等デイサービス事業」も具体化されようとしています。
 今年も幸か不幸か「多動」な毎日を送ることになると思います。
 本年も宜しくお願いいたします。