さて、今日の「お正月あそび」はどうでしたでしょうか?
報告したいことがあれば他のスタッフたちがするでしょう。
私は前日に「洗濯で落ちる」という墨汁を買いに行って、福笑いの準備をして帰りました。昨日はスタッフに実践がうまくいくかどうかは「段取り八分だと思う」というえらそうなことを言ったものだから、「教材準備」を少し手伝ったわけです。福祉の世界では耳慣れない「教材準備」(学童保育の)ということについて、スタッフに一緒に考えながら体で覚えてもらうということをしようと思っています。物=材料を準備するだけではないのです。
今日、私は若手スタッフたちに実践を任せて、午前中は家にこもって頼まれた「原稿」書きをしました。午後からは1月23日の全障研大阪支部研究集会に合同で出すレメ[トの打ち合わせで豊中の作業所に行って来ました。
「任せて」というのは、事務所では子どもたちの声や挑発的行動が気になって「絶対」に「原稿」など書けないから。ただでさえ、耳が「多動」(本当は頭の中が多動だと思います)なので、毎日目標の半分も仕事ができずたまる一方です。計画的・多重的に仕事がなかなかできないのです。今日は仕事が一つできた!という思いです。ありがとう。
もう一つの「任せて」の理由は私がいなくても現場が回るように自信をつけてもらうため。いると、気になることがいっぱいあって、ついつい小言を言ったり口を出して介入してしまうから。今日はのびのびできたでしょうか?それとも緊張した?
「今は安全確保で精一杯です」が、少しずつ先ずは子どもたちから受信しながら、ブログにも発信できるように、実践のドラマを一緒につくれるようにしていきたいです。そのような決意をスタッフたちから感じる新年です。
9~10日はヤンボラ・ヤンクラ有志による琵琶湖畔のスタッフHi邸をお借りしての合宿です。有志とは言え、企画・立案・実行能力が問われるちょっとした行事。Hiさんのご家族にはご迷惑をおかけしますが、若者たちだけで企画するのは「焼鳥屋デビュー」以来でしょうか。今回の企画の中心は担当スタッフのShaくんです。若いときに思い切りチャレンジも失敗もして力をつけてください。この一年で道を譲るという固い決意の退職スタッフ組がどのように後継を育てていくのかとても楽しみです。若いスタッフへの「見守り的支援(指導?)」(学童でいつも言っている)とでも言うのでしょうか?私はだから「やんちゃ」も冒険もしたらいいと思っている。河島英吾の『野風増』の歌詞を思い出すのです。
「断捨離」というコトバが流行っているとか。うちの連れ合いが「そうしないとね。でも、あなたには無理ね…」とあきらめの境地で言い放った。ぽぽろの退職者たちの声と重なって聞こえてくる。