大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

城址コンサート

2011年10月23日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 木曜日の午後からのヤンクラがとても楽しそうなのでパチリ!
 少し落ち着いてきて、話し合いも積み上げがあり、新人のヤングも巻き込んで笑いが絶えません。


ギターの練習も順調です。
 私もオカリナ頑張っています。
 火曜日の学童に来ているSくんとお母さんに練習しているところを聞かれてしまいました。この日、少々荒れ気味だったSくんが拍手してくれました。そして、アンパンマンを弾けと催促しました。残念ながら弾けません。練習しておくねって言いました。(大変だ!)帰りの切り替えがスムーズにいかず難儀しているこの頃ですが、この日は玄関まで聞こえるように吹くからねって言うとお母さんと仲良く帰っていきました。
 ギター教室とヤンクラ生のHaさんの催促のおかげで、一緒に練習させていただき、下手だけどなんか自信が出てきました。よ~し、ヤンボラ・ヤンクラ大忘年会に向けて頑張るぞ~!


 今日は「ちょっと一息」、午後から秋の色が濃厚な能勢の山道を車で走り、能勢町立東中学校体育館まで行ってきました。
 そこは「地黄城址」だそうで、能勢妙見山観光協会主催による築城400年記念事業「城址コンサート」の会場となっていました。


 ヤンクラのTくんから案内をもらい、彼の父上とその一門の方々などの尺八と筝(琴)、「十七絃」による迫力満点のコンサートを聴きに行ったのでした。体育館のフロアーでかぶりつきでしたから、身近でよかったです。
 紋付袴で正装した8人の尺八奏者の中に混じったTくんはとても立派に見えました。お父さんからもスピーチの中で「下の息子です」と紹介され、少し誇らしげでした。

 ちなみにもらったチラシには彼のお父上についてこう書かれていました。
 「日本を代表する国際演奏家。海外16カ国にて演奏活動を繰り広げる。パンムジーク邦楽演奏コンクール1位、ドイツ大使賞、文化庁件p祭賞、他多数受賞。大阪・東京で教授活動。直簫流尺八宗家。ハリウッド映画『SAYURI』にも局を提供。」とあります。
 演奏の中の一つ『出雲路』(わが故郷です)と最後のアンコール曲の独奏『アメージングレイス』は特に感情を深く揺さぶられました。

 休憩時間に「大勢ですごいねぇ。貫禄だね。緊張する?」と聞くと「はい、尺八を吹くだけではないんですわ。」と一門の方に混じって楽譜立てや楽器を右左・上下を見ながら忙しそうに運んでいました。一度、体育館のシートに足をとられてこけそうになったときにはヒヤッとしましたが…。

 その彼ですが、最近ではヤンクラの隠れたムードメーカーとして、またリーダーとして積極的な姿を見せてくれています。今度の大忘年会も彼が企画の中心です。
 自信に満ちた彼の尺八を聴きたい方は12月17日(土)午後5時からのPOPOROSONGSに是非お越しください。
 

 追伸:ヤングに関してです。今年度の「ぽぽろ成人のつどい」は来年の2月25日(土)午後に完成した「ぽぽろスクエア」で見学会を兼ねて行ないます。
    たった今、つくる会事務局長のHさんから耳寄りな情報が届きました。ぽぽスクの木曜日の午後(予定)の時間割にあるダンスの指導者が決まりそうだとか。Hさんによるとなんと「若くてムッチャかわいい子」二人です。(添付の写真を見るとなるほど!)しかも「ストリートダンスみたいなんですわ。むちゃくちゃ今ふうです。」ときた。家が近くで自転車で来れるとかで現実味を帯びた話です…。しかもしかも、2月25日の成人のつどいでダンスを披露してくれるそうですclapkirakira皆さん、こちらの方にも来てね。
 Hさんの社交力、交渉力には脱帽です。

 そこで、皆さんに率直におねがいです。来年度のぽぽスク利用者がまだまだ足りません。高等部・高校3年生は勿論のこと、対象は既卒者も含めて20台の方まで含まれます。是非とも、心当たりの方や関係者の方にぽぽスクを紹介してください!!よろしくお願いします。 


笑顔が素敵だよ!

2011年10月23日 | 児童デイサービス
 この写真を下書き投稿してくれたのはバイトのTaくんか?
 10月13日(木)の積み木遊びの様子だそうです。

 少しはにかんだ表情で、満足感もうかがえる様子。

 左手を頼りに、根気よく積み上げました。とても器用な手指の使い方になってきました。
 その器用さは、彼女の心の中で自分や周りの友だち・スタッフと折り合い、調整する力をつけてきたことと結びついていると感じるのは私一人ではないでしょう。

 このまなざしは、カメラマンにも向けられた少女から青年に向かうMoちゃんのあこがれのまなざしでしょうか?
 周りに自らも葛藤する青年たちがいることが彼女の励ましにもなっているようです。


 そんなMoちゃんですが、水分への欲求とのたたかいがず~っと続いています。
 足元のペットボトルを一日2本に抑えること。
 ヤングたちも応援しているよ。