大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

土曜音楽あそび教室・光と音の世界

2009年09月12日 | 児童デイサービス
 スタッフのMさんTさんコンビによる音楽あそび教室でした。
 ♪「まんげつ仮面がやってきた」(二本松はじめ作詞・作曲)の替え歌で様々なスターが登場。最後に「みんなをコチョコチョするぞー!」でくすぐります。

 Tくんはコチョコチョが嬉しくて期待感いっぱいですが、「ここ(私の胸を指し)をコチョコチョしてごらん」というとニコニコ笑いながら突いたり触ったりして遊びました。


 すべり台の居場所から眺めています。レイをかけられ「ほんじゃま、いこかな」

 後ろではフラダンスが始まっています。


 さすがに上等な太鼓は音もいいし、子どもたちも寄ってきます。

 真っ先にやったのはHaくんです。今日はスタッフのKさんと『20世紀少年』の映画の内容で話しの花が咲いたとか。いつもは肩ひじ張って浮「顔のお兄さんのような声でしゃべる彼が、このときには穏やかに話してくれたとか。肩の力を抜いて楽しい会話をいっぱいしような。
 Hiくんは一番ではなくて今日も泣きました。悔しいよなぁ、ガマンガマン!泣け泣け。Mさんの背中に入ろうとしていました。

 Mくんはわき目も振らずに必死に叩いていましたが、最後のヤァー!も決まりました。手で触って確かめていた振動する太鼓の皮を目を凝らして見つめていました。ひょっとしてMaくんには震動が見えているのかなぁ…?


 Hiくんも笑顔が回復しました。

 Sくんも楽しそうに叩いています。


 光と音の祭典です。「きれいだなぁー!!」の感嘆の声が上がりました。自分の顔や友だちの顔が出てきたときが一番盛り上がりました。ミラーボールに反射して映る顔、回る顔を追いかける子どもたちと一人盛り上がる大人(私)。壁の顔を捕まえようとしているMぁくん。


 今年のプールはもうおしまいでしょうか?玄関に出したままにしてあるのを見ていたのでしょう。Koちゃんが弁当の後にパンツ一つになりました。あわてて今日は公園だと告げるとズボンをはいて一人で行こうとします。慌てて準備。

 久しぶりの公園です。約2カ月ぶりです。嬉しくてうれしくて…。
 ぼくたちが行くといつも貸し切りになるんだよねぇー。
 この写真はご近所の方が引いた後。「うらべのうはウンコのう!うらべのベはベンピのべぇー!」と大声で叫んで(合唱して)いましたもの。うらべ?私だけ胸にガムテープの名札を貼っていました。しまったぁー!
 「そんなこと言う子はぽぽろにはおらへん!そこのブランコの3人なんかは知らへん!どこの子やぁ?!」と言うと、Huくんが「ぼく、ぽぽろのHuやんか。」と真面目に心配そうに近寄ってくるので吹き出してしまいました。


 ムムム…これはこれは!新型ピカピカの水道のヒネリです。水道局の新兵器?

 靴を脱いでやる気満々のKoちゃんが「おかしい!おかしい!」と何度もひねっています。ついに、私の手を取り、やれ!と連れて行かれました。こりゃあかん!バネかなんかでひねってもすぐに元に戻り蛇口の水が止まってしまいます。さすがのKoちゃんもあきらめて砂遊びに興じていました。今日はきれいな公園あそびでした。


 「なごみのひととき」を楽しみました。



 久しぶりに見せてくれた満面の笑顔。スタッフのKaさんの手をつないで、追いかけるKoさんからころげるように逃げて追いかけっこをいっぱい楽しみました。


 元気印のボランティアのHさん、今日で4回目です。隅っこにいるTaちゃんを引っ張り出して、よく遊んでくれました。

 Taちゃんはブランコが大好き。でも、好きだからと言ってやりすぎると浮「もんだよ。げらげら笑っていた顔が笑いながら少し引きつっていたよ。

 Maちゃんもいたずらを一時中止して遊んでもらいました。



 エ~ッ!!ウッソー!Maくんが投げた機関車○○が木に引っかかりました。ビルかベンか知らんけど…どうすんねん!「登ってとってきて!」と言うとMaくんはうろたえて木に抱きつきました。

 これがビルとベンだそうだ。アバウトにつかむのが得意な私になんぞ違いが分かるはずがないよ。

 それでも、Koちゃんはラミネートした「トーマスのなかまたち」でKoさんと心を通わせて喜んでいたそうだ。
 木に引っかかった機関車○○はなんとKoさんが登ってとった?そうだ!!少女時代はなかなかのおてんばだったとか。めでたく今日は持ってきた8台?すべての機関車を持ち帰ることができました。


 さぁ、明日は千住さんの講演会です。だれでも参加できて無料だよ。2時におおさかパルコープ鶴見店で待っているよー!


 追伸;今日は滋賀大学キッズカレッジぽぽろ学習室もありました。もう登録者が12名を越えていっぱいになりました。帰り際にぽぽろの教育相談をくぐって学習室に参加されたKさんの双子さんがカブトムシの幼虫をもらったと嬉しそうに見せにきてくれました。とても楽しく参加している様子に嬉しくなりました。学習室のスタッフの皆さんも朝早くからご苦労さまでした。

今日は「音と光の世界」(予告)

2009年09月11日 | ノンジャンル
 今日はスタッフMさんの音楽教室の日です。昨日の学童に来た3人は一足先に「音と光の世界」を楽しみました。
 何と、ヤフーオークションで昔学校でもよく使ったスライド映写機を3千円でゲットしたそうです。その映写機とミラーボールを使って今日は楽しみます。


 これが映写機。壁に、夏休みの子どもたちのプールの姿が写されます。


 床に写った何十人もの私の顔をYuくんを筆頭に次々と踏みまくって喜んでいました。


 そのほか、太鼓などいろいろあります。
 乞うご期待!

 雨なのでお休みも多いかな?と思っていたら、熱や咳、不調で3人がお休み。今日は14人かな…?
 待ってるよー!


ヤンクラギター教室

2009年09月10日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 今日はヤンクラ(ヤングクラス)の日。8月はヤンボラ合宿と夏休みでヤンクラは飛びましたので久しぶりです。

 午前中のパソコン教室には3人が、午後に初めて行ったギター教室には4人のヤング生と元ヤング1人が参加しました。本日初参加の方が3人、プラス付添の方4人、プラスヤンボラ1名、プラススタッフ5人でとても賑やかな一日でした。

 ギターのセンセイはスタッフのTさん。さすが元音楽の先生です、教え方がとても上手です。その上、病弱教育で子どもたちのいのちと心に寄りそってきた経験もお持ちなので、ホンワカしていい雰囲気でした。何と、受講生3人が最後にピアノに合わせて一曲「披露」してくれるほど充実感を感じさせる教室でした。次回はHさんがセンセイの予定です。

 そして、「ちょっとのぞいてみます」と寄ってくれた『うわわ手帳…』著者の高橋紗都さんとお母さん。期待通り、受講生にアドバイスをしてくれ、そして3曲も聴かせてくれました。「ひょっこりひょうたん島」と「ハウルの動く城」ともう一曲スゴイやつ…ムムム「…」何だっけ?
 忙中にほっこり時間をありがとう!また来てね。

 次回のヤンクラは9月24日(木)です。

 今日はその他にも北河内子育て連続講座の第一講座があり、播本裕子さんに「障害のある子どもの将来を見通した子育て℃qどもも親も幸せに生きる=vと題して講演していただきました。私は支援センターつるみの運営会議でいけませんでした。実行委員会の皆さん、すみませんね。来週の参加者交流会は行かせていただきます。
 また、午前・午後と教育相談が2件、夜は東大阪市の鴻池子育て支援センターの研修会でスタッフ2人がお邪魔しています。
 ヤンボラのOくんもヤンクラには参加しなかったけど顔を見せてくれました。大学復帰したら大東市の児童デイのお手伝いをお願いしています。ヤンボラのCちゃんもなんやら朝から電話してきていたね。また、顔を見せてください。
 皆さん、お疲れ様でした。


お父さんも一緒に考えませんか?

2009年09月10日 | 子育て教室・家族講座
 朝晩がめっきり涼しくなってきました。昨日はうろこ雲が見られ、朝焼けや夕焼けがとてもきれいに見える季節になりましたね。
 私は日本で一番知られていないという島根県の松江市出身です。宍道湖の夕焼けは絶景です。多感な高校時代はこの夕焼けをながめ、日が沈むと岸辺に寝そべって満天の星空を見上げ、流れ星を数えたものです。15秒に一つの流れ星と言われますが、「あっ、また!」というほど夜空の中に目を凝らして発見を楽しんでいたものです。ロマンチックな日々でした…。

 さて、昨日は堺会議でした。今度の日曜日企画している鶴見区である子育て支援教室の講師であるSさんのご自宅におじゃましました。
 会議をした部屋は地域の「子ども文庫」の部屋です。三方の壁にはたくさんの児童書が天井まで並んでおり、地域の子どもたちに開放されています。その裏はこれまたグループホームとしてご自宅を提供されており、夕食準備中の声が聞こえていました。中学校の教師をしながら色々と地域に根をはった活動をされています。
 その一つが地域の支援センターの皆さんと取り組まれている当事者とともに学ぶ「性のセミナー」。いよいよ9月開始だそうです。性の問題に関する講演依頼も増えてきました。ぽぽろでもSさん以外にこの問題に取り組むスタッフを確保したいし、セミナーの取り組みが他の地域にも広がればいいなって思っています。

 そのSさんの今年の研究テーマは「学びの場」だそうです。卒後=青年期の学びの場と言ってもいいかと思います。昨日も議論の半分は降ってわいたような松原市の話についてです。堺市のSさん宅から車で10分の位置です。自立支援法の自立訓練事業を使った「学ぶ作業所」ができるでしょうか?近々、「卒後の学びの場を実現する会(仮称)」でも立ち上げる相談をしたいと考えています。
 さて、今度の日曜日はそのSさんの講演です。どこの地域の方でも、誰でも参加できます。お母さん!お父さんを連れてきてくださいね。卒業はあっという間にやってきますよ。卒業された方も今の生活を見直したり、改善したりする上で、大いに参考になると思いますよ。以下に、案内をもう一度載せておきます。お気軽にご参加ください!

 9月13日(日)午後2時~4時、会場はおおさかパルコープ鶴見店2階会議室。参加費は無料。駐車場有り。。お父さんや働いている方々も参加できる日曜日(午後)の特別企画。具体的な卒業生の姿(スライド)を通して、「はたらく」「くらす」=自立・自律について考えたいと思います。講師は卒後の学びや働く場の見学や徹底調査をされた堺市の現職教員でぽぽろのスタッフの千住真理子氏。青年期教育の研究をしながら地域の青年・成人の方を対象にした性のセミナーを地域の支援センターの方々などと開催。乞うご期待!


ちょっと一息?

2009年09月09日 | ノンジャンル
 土曜日からブログの更新が止まっています。いつの間にかアクセスが1万回を越えました。ご愛読ありがとうございます。

 ホントに久しぶりの日曜日は午前中はのんびりして、午後は翌日の講演準備に使おうと思って昼の「新婚さんいらっしゃい」を何気なく見ていました。二組目の有名国立大学出のカップルの話に注目しました。理科学系の仕事だったと記憶しています。下ネタで笑いをとる番組という印象が強いのですが、例によって三枝が出会いから結ばれるまでの経過を聞いていきます。
 答えるのはほとんど男性の方で、奥さんはニコニコ笑って聞いているだけの感じ。男性は超まじめな印象の方です。恋人同士が手をつないだり、キスをしたり、結ばれたりするのはある意味「あうんの呼吸」といいますか、2人の感情交流とコミュニケーションの働きがものを言いますよね。彼はキスの話だったと思いますが、「私の大脳の…」と説明しだし、最後には「脳が○○しなさいと命令し」などと「科学的に」大まじめに説明します。爆笑です。手を握るのに、握らざるを得なくなるような状況をつくりだすための花火大会見物作戦計画を練ります。2人が名実ともに結ばれるのは結婚後半年経ってからです。思いはあっても実行するのに時間がかかります。失敗談・成功談を雰囲気や気持ちからではなく、どちらかというとスキルの面から説明されていました。
 恐らく、コミュニケーションにかなり苦手な面があるのでしょう。不器用ながらも、一生懸命それを自分の知識でカバーしながら思いをゆっくり達成されて行く姿を見ながら、とてもほほえましく感じたのです。
 有名国立大学出の高学歴の2人が超まじめに下ネタの話を語る。それも、かなり「科学的に」「技術的に」説明される。不器用な程のコミュニケーション。「笑い」の面から見ると、申し分のないカップルなのでしょう。しかし、カップルはそれで笑いをとろうという魂胆も見られない超まじめ。ご両人の側からすればおかしくも何ともない微笑ましい、嬉しい苦労話。結果的には律儀なほどに「両性の合意」を尊重していらっしゃる。

 翌日、連れ合いがDVに関する新聞記事を読みながら、不器用でも何でもいい、こっちの方がよっぽど人権尊重だと思うわと語っていた。なるほど。
 
 テレビを見終わって、普段は気にならないご近所の子どもたちのままごとごっこや合唱が耳につき、講演準備に集中しようとしてぽぽろから持ち帰ったイヤマフをして音を遮断し乗りかけた矢先、携帯電話が鳴りました。結局、ぽぽろの事務所に出向いて相談を受けることになりました。相談が4時間にも及ぶと勉強するエネルギーはほとんど残っておりません。
 翌早朝に起きて少し勉強して未消化のまま岸和田の講演に臨むハメになりました。それでも、感想は具体例がたくさんあり分かりやすかったというものが多くて、少しホッとしているところです。具体例の中には「新婚さんいらっしゃい」の話も入れました。

 さて、今日の晩は堺会議もあります。松原市なのですが、堺市の北花田の駅から徒歩15分のところにある駐車場跡地にプレハブを建てるので、障害者福祉に有効に使って欲しいという話が持ち上がっています。勿論、家賃は必要ですが、儲けようという気はないそうです。結構広い土地のようです。さて、どうしましょう?土曜日にはヤングプロジェクト会議があり、内容的には卒後の青年期教育を取り入れた福祉の事業(自立訓練事業、2年の有期限)ができないかという話が出ました。自立・自律の力をつける楽しく学べる作業所です。この夢が実現できたらいいなぁ…。夕方、下見をすることになっています。また報告します。