私は病院のゴミ袋をお勧めするときに「何が入りますか」とお聞きします。
そして、重量物(厨房施設の生ゴミ)や医療機関での感染性医療廃棄物ならローデンポリエチレン製を、空き缶やペットボトル、紙くずなどの軽量物ならハイデンポリエチレン製の袋を提案します。
ローデンポリエチレンはツルツルして、若干伸びる材質で、この特性により、ゴミを入れる過程で、ゴミ袋とゴミが擦れても破れにくくなります。
また、ゴミ袋が破れる一番の状態はゴミ袋を持ち上げる時ですが、ローデンポリエチレンは若干伸びるので、ハイデンポリエチレンと比べ、一気に袋が切れて、ゴミが散乱することが少なくなります。
変わってハイデンポリエチレンの長所は薄くても強度があることです。
結果として経費削減につながりますので、最近ではこちらが主流になっています。
ハイデンポリエチレンの特性の一つが「裂けやすい」ことです。
例えば、スーパーのレジ袋に商品を詰めていて、気がついたら上から下まで綺麗に切れていた。
こんな経験は誰しもあるでしょう。
スーパーのレジ袋はハイデンポリエチレン製で、これが「裂けやすい」ということです。
ハイデンポリエチレン製のゴミ袋は少し傷が付くと、一気に切れてしまうことが多くあります。
ですから、ゴミ袋の材質選びは、安全と価格を天秤にかけて検討することが重要です。
→病院のゴミ袋ならテクノパック