人体に悪い影響を及ぼすとされるPOPsが深海でも確認されている。
POPsとは、難分解性、高蓄積性、長距離移動性、有害性(人の健康・生態系)を持つ物質のことを指します。
環境省ホームページより
現在問題視されている、海洋に漂うマイクロプラスチックにPOPsが付着し深海に運ばれる。
そして深海の生物に取り込まれているようだ。
太平洋
その深海で起こっていること
蒲生俊敬著より
海洋生物に取り込まれたPCBsの一部は、やがて生物の死骸の断片とともに、海洋表層から深層へと沈降していくでしょう。世界で最も深い、西太平洋のマリアナ海溝チャレンジャー海淵(水深1万920メートル)で採取されたエビ類の体内から、高濃度のPCBsが検出されたという戦慄すべき事実が、このような鉛直輸送経路の存在を暗示しています。
PCB(ポリ塩化ビフェニル)は塩素原子の数や立体構造の違いから209種類ものPCBが存在します。ここでは、それらを総称してPCBsとよびます。
さまざまなプラスチックが海洋を漂っている。
現在ではそれらを回収をすることは困難だ。
さらに深海に沈んでいるプラスチックを回収することは、さらに困難を極める。
プラスチックによる海洋汚染が問題になってからもプラスチック使用量は増加している。
レジ袋の有料化ではプラスチックの海洋流出量は減らないだろう。
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