タール火山のガス排出量は1日あたり10,796トン
フィリピン火山地震研究所によると、バタンガス州のタール火山からの二酸化硫黄の排出量は依然として多く、1日あたり10,796トン排出している。火山の主火口湖で高温の二酸化硫黄の噴出が観測されている。噴煙は高さ1,200メートルに達し、南西に流れている。
3月28日、フィリピン火山地震研究所は、ガス放出が18,638トンに達した後、タール火山からの二酸化硫黄脱ガスの上昇を報じている。
タール火山は今年、1日平均約10,331トンの二酸化硫黄を排出しており、2021年以来、継続的に大量の二酸化硫黄を排出していると発表した。
適度な風が二酸化硫黄の蓄積を防ぎ、火山性スモッグや霧は観測されていない。
フィリピン火山地震研究所は、火山性二酸化硫黄に長時間さらされると、目、喉、呼吸器に炎症を起こす可能性がある。屋内にとどまり、ドアや窓を閉めて火山ガスを遮断し、N95フェイスマスクを着用するよう勧告している。
タール火山は現在警戒レベル1で、火山周辺への立ち入りは禁止されている。
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